車椅子の困りごと
車椅子で街中を移動しているが困ることがある。
車椅子は法律上歩行者になるから基本歩道を走る。
のだがその歩道が困りものになっている。
何故か車道より高くなっているからだ。
そして車椅子でその段差を乗り越えるのは無理だ。
普通ならそんなことしなくてもいいのだが歩道というものは基本狭い。
そして当然の如く電柱やらがある場合がある。
てことは狭い歩道がもっと狭くなって下手したら通れないことがある。
そんな時は広い車道側を走りたいのだが段差があってそんなことはできない。
だいたいは無理したら、車椅子やら身体を壁や電柱にぶつけながらなら通ることはできる。
無理なら引き返して車道に出れそうなところで車道に出て路肩を走る。
危険なことはわかっているがそうしないと先に進めないから仕方がない。
で、その車道に下りれるところ、ここも車椅子で走っていると気になる場所になる。
そんなところはスロープ状になっている。
スロープに正面から入るのは段差を乗り越える助けになるからありがたいのだが施設や建物から車が出やすいように作られたスロープは歩道側から見るとただ傾いただけの歩道でしかない、
そこを車椅子で走るとなると車椅子が、ひいては身体が傾いてしまう。
私にとってその態勢になるのは非常に怖い。
車椅子が倒れないか、へたしたら車道側に滑らないかと気にしてしまう。
昔そのスロープ状とマンホールの蓋のコンボで転倒した経験があるからだ。
そんなこともあるからスロープは仕方ないから走り抜けるがマンホールは避けて走るようにはしている。
で気にしながら走っているのだがそこでまた注意しなければならないことがある。
歩きスマホだ。
それをしている人は当たり前だが前を見ていない。
こちらが注意しながら走っているからかまだぶつかったことはない。
かけたことは何度もある。
車椅子は横に動く、てことができない。
危険を回避するには止まることしかできない。
人がいるとこらでは無論全力では走らない。
すぐ泊まれるようにしてはいる。
ホント街中の困りごとはエレベーターだけではない。
しかし街中に出ないことはできないからいたることに注意を向けて車椅子で走っている。
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