利き手
定受診で採血をしてもらった。
いつも来てくれている看護師がしてくれたのだがこの方結構上手だ。
自分は血管がわかりづらく失敗もよくされていたし、新人の練習台を進んでして俺のが刺せるようになったら大したもんだからと新人にはっぱをかけていたものだ。
で穿刺を見ていたのだがま、普通通り?右で刺していた。
だいたい右利きが多いから当然なんだが。
左で指している人は先輩でお一人いたのをおば得ているくらいだ。
で、私は左利きだ。
脳出血で左半身の麻痺になり、障害は左上肢の機能全廃、左下肢の著しい障害とあいなった。
規模を利き手が動かなくなり非常に難儀なことになった。
それでも書字は右で出来るように小学校入学前に親から矯正されたのもあり右で書ける、と言うか左では少し考えないと書くのが難しいレベルにまでなった。
しかし、絵は左でないと描けない。
右ではなぜかバランスが取れた絵が描けない。
なぜか頭で思い描いたものが描けない。
左だったら問題なく出来ることなのに。
あと料理は昔から好きだったが包丁は基本右でも左でも使えるがなぜか使い分けがあった。
皮剥きは右でないとできず食材の切り分けは左の方がしっくりいっていた。
で、業務で行なっていた穿刺はこれも両手どちらでもできていた。
これに関しては最後までどっちが得意かわからずだっだ。
片方でうまくいかなかったら次はもう片方ってやってたらうまく行くことが多かったからだ。
こんな感じだから利き手である左麻痺になってもそこまで苦労してないのかもしれない。
他の麻痺の方の症状やら苦労を知らないからそんなふうに思えるだけなのかもしれない。
それでも普段の生活には困難しかないが。
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