ぽん

特別支援学校の先生 | コーチング | 旅 | 音楽 | POOLO

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最近の記事

ここにいていいんだよ

大事な友人から絵本をプレゼントしてもらった。 「ここにいてくれてありがとう」 special thanks あなたの絵本屋さん。 私自身の生きづらさが、柔らかくやさしく描かれている絵本。 絵本になるまで深い部分に向き合ってくれた友人に感謝が止まらない。 5人兄弟の真ん中で両親に迷惑かけないようにと自分の発言や感情をいつもぎゅっと喉の奥に押し込んでいた私。 大人の正解を察して行動したり褒められたりするような「良い子」でいることが、当時生きていくために必要な術であり、

    • 私に出会えてよかった

      2022年1月から参加していたTABIPPOのコミュニティ、POOLO3期が9月で終了した。 職場と家の狭い社会の中で生きてきた私が、POOLOで個性が光る素敵な人達と出会う中で自分を見つめ、海外初一人旅をするに至った。 1 POOLO前の私 POOLOの広告を見つけた時は特別支援学校教員6年目の時。 子どもに毎日唾を吹きかけられ、全身引っ掻かれたり噛まれたりして怪我やアザが絶えない日常。 なかなかハードな学級で、教室で大人の注目を惹くために排便をして壁につけたり、全裸

      • 「障害」って何?

        「障害」という意味を考えたことはありますか?  障害のある人たちとの関わりは自分の日常だけど、最近社会的少数派だと改めて実感したことと、何でその仕事をしているの?と聞かれることが多いので、経験を振り返りつつ自分が今考えることを書いてみようと思う。 1.障害のある人との出会い  私の兄は、生まれつき目が見えず話せず歩くことができない。知的の遅れもある。頻繁に頭を床に打ち付けるので頭を守るヘッドギアはかかせない。急に泣いたり笑ったりする。  生活をおくるためには、食事、排泄

      ここにいていいんだよ