MAPAの「アイドルを辞める日」に出会って
アイドルはいずれ辞めるもので、卒業の哀しみはそこそこに、はい、新メンバーですね、誰を推しましょうか、みたいなことが引け目なく堂々と行われるようになっていて、ステージに立つ側にもそれを織り込み済みな人も増えてきていますけど、いや、そんなんじゃないだろうアイドルって、人生って、という想いをずっと抱えていて、いとも簡単に出会いと別れのサイクルを受け入れている人達を横目で見ながら、いや、それはあまりにも子供すぎるのか?あくまでもエンタメとして消費した方がいいのか?そんなわけないじゃん、だって人間がやってるんだよと、モヤモヤモヤモヤし続けていて、だからMAPAの「アイドルを辞める日」のMVを見た時、求めていたのはこういうことなんだと思いましたし、それはワンマンでの披露を見て更に強まり、ああ、アイドルってこうあって欲しい、観客にも伝わって欲しいと、強く願わずにはいられなかったんですよね。
今は卒業加入型のグループが主流で、もちろんそのシステムがビジネス的には上手く回しやすいのもわかりますけど、でもアイドルってそれだけじゃないということを、MAPAの四天王がぶち抜いて欲しいな、と思いました。
サポートを頂けるような物は書けていませんが…。