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共感起業大学マガジン

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長く愛される事業をつくる「共感起業大全」の著書から生まれた『共感起業大学』 自分の想いを形にし、ビジネスをデザインし、軌道に乗せ、社会をより良く変えていくための学びと仲間との出会…
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記事一覧

I と You を We に変える共感起業

私と、あなたを、私たちに変える。 ビジネスとは、何かが対峙されるものではありません。 売り手と、買い手 雇用主と、従業員 企業と、顧客 これまで、売れば関係が終わるという販売から、サービスを利用するというモデルに変わりつつあるように、顧客との関係も継続が前提です。 商品も顧客と一緒に作ったり、ファンとして一緒にイベントを企画することもあります。 従業員という言葉も、雇用主との主従関係にありましたが、実際には現場のメンバーが居なければ事業は成り立たず、離職防止や採用に

共感起業ラジオ 始まりました

共感起業ラジオ Podcastを始めました! 本当は1年前には始まっていたはずの番組だったのですが、いろいろあって今日になりました。 タイミングを失ったが、それも運命だったのかもしれない実は、出版の2ヶ月後の2024年1月、父が入院し、その後に他界をしました。 タイミングというのは重要で、それを逃すとなかなか次のタイミングを見つけることができなくなる…ってことありますよね。 その後のモロモロの対応が始まり、大学院M2の授業始まり(生徒)、大学での授業も始まり(教員)、

【リアル/オンライン開催】挑戦を加速させる!成功をつかむ起業家の条件とは~TOKYO創業ステーション8周年イベント~

連続起業家で、起業家教育や起業家支援をしている中島幸志です。 久しぶりにメラメラしたサムネイルに登場! 普段は、感性とか共感とか、ウェルビーイングとかダイバーシティとか、人と社会のことばかりの投稿が多いと思うのですが、実際にはたくさんのベンチャーやスタートアップの経営に参画し、一緒に事業を経営し起業家を支援しています。 毎年なんらかの登壇依頼をいただいているスタートアップハブ東京さんの8周年イベントに、今回、起業家の支援者としてお話をさせていただくこととなりました。

ビジネスを趣味と言われないために →持っておくべき起業マインドと、3つの問い。

「それって、ビジネスというより、趣味じゃない?」 起業をして、これを言われるのは一番キツイですよね。 「起業もしてないお前に言われる筋合いはない!」 ・・・と思ってしまうこともありますが、私も起業相談を聞いていて、そう思わざるをえないことも、正直あります。 想いに沿って生きたい、起業して社会を変えたい・・・いろいろな想いが交錯しますね。 想いが強すぎて、ビジネスから離れていく 実際にこんな感覚を自分でも持ってしまうからこそ、言われると悔しいというのが本音ではないか

社会起業家にこそ、自分を最優先する勇気を持ってほしい

社会起業家のみなさんには、利他的な価値観を大切にしている人が多いのではないかと思います。 自分が観てしまったもの 自分が気づいてしまったこと 自分しかできないことを 自分で動いていく そうやって、社会のために、未来のために、心と身体を動かし行動をしていく姿に、頭が下がります。 でも、そんな社会起業家の皆さんだから、あえて言いたい。 自分の人生を、最優先する勇気を持ってほしい ある起業家は、誰かの犠牲の上に成り立つ社会を変えたいと言い ある起業家は、困っている人を助け

未来の歩き方が変わる、学びと出会い

あなたの想いをビジネスで形にする「共感起業大全」著者の中島幸志です。 起業前から起業直後、事業が軌道に乗る前までの間は、起業家自身の想いを形にすることが大切です。 いまどこかの企業で働いている方も、最終的に起業するかどうかは別として、自分の人生は自分の想いを叶えていくものだと思っています。 あなたの2025年を、「想いを形にする」そんな年にしませんか? 「未来の歩き方を、自分軸に変える」ことを、始めてみませんか? あなたの想いは、届いていますか?あなた自身の中にある

経理や財務の担当者と、経営者との違いは何か。

経営者は、数字から逃げられない起業家であったり、経営者という役職に就いている人にとって、耳の痛い話をしようと思います。 でもこれは、起業家・経営者のこれからのためであり、そこに働く仲間のためであり、また社会から期待されている人として、知っておくべき事実でもあります。 それは、 数字に弱いと表明している経営者、数字から逃げている起業家が、事業を成長させることはできない。 ということです。 数々の人を見ていて、これだけは、断言できます。 苦手でも頑張っている人、数字に

ブランディングは、キャッチボール

あなたのブランディング、 独りよがりになっていませんか? それは、Branding(ブランディング)というより、Blinding(ブラインディング)。 つまり、目隠しをしている(blind)ような状態かもしれません。 独りよがりのブランディングには、2つ目隠しが存在します。 1.相手を見ていないとにかく発信!発信!発信! 相手の反応も見ず、ひたすら発信し続けているケースです。 相手の反応を見るのが怖い、という心理で目隠しをしているパターンです。 自分が大切にしている

起業初期ほど「起業家のブランディングが重要」早く気づいて最初の壁を突破しよう。

これまでにたくさんの起業家を支援してきていますが、起業した人のうち、ちゃんと事業が軌道に乗る確率は、感覚値になりますが高くて5%未満くらいではないでしょうか。 ちゃんと・・・というのは、専業で事業ができて、一定量の仕事が繰り返し来て、自分と何人かの仲間で仕事を分担して、利益が残るという最初の段階です。 いわゆる自転車操業というのはこれに入りません。 なぜなら、起業家自身が営業をしてサービス提供をしている状態では、いつ事業が停止してもおかしくありません。 少なくとも、自分

あなたの想いが伝わる「パーソナル・ブランディング講座」 〜共感から、始めよう

私は、「ブランディング」という言葉を使って活動することを、これまで遠ざけてきたように思います。 どこか、ブランドという言葉が持つ独特の感じと、巷に溢れかえる「盛って飾るブランディング」の誤解が、当たり前のように認識されているなか、自分がブランディングという言葉でビジネスの支援をすることへの抵抗がありました。 でも、共感起業大全で1歩踏み出した多くの人に、僕なりの次の1歩の背中を押したい。その想いが社会から選ばれないなんてもったいない! その伝え方がブランディングと言うのな

僕にとって、ワークとライフを分けるほうが苦しかった…のかもしれない。

ライフワークバランスという考え方は、2007年に内閣府が策定したもので、一時期、社会ではとてもよく使われました。 働き過ぎが問題となり、生きることの楽しみを忘れてしまいそうになる、そんなワークとライフのバランスを整えようというものです。 私自身は、そもそもワークとライフが分かれたことがありません。 18歳で起業した頃から音楽制作をしていたので、自分の表現そのものが音楽(商品)であり、自分の感性や感覚の全てを込めていく、そのことが仕事でもありました。 (作曲の勉強もしたこと

マーケットプレイス・ビジネス (インターネットビジネス論 第12回)

今日は私が担当する工業大学の授業日。2024年最後の講義でした。 後期の科目は「インターネットビジネス論」。どんなシラバスにしようか年度の初めに悩んだものの、後期に入る前に内容を一新しました。 結果的に採用したのは、ビジネスモデルの図解やビジネスモデルキャンバスの使い方をまず教え、それを用いて既存のビジネスを分析しながら学ぶというスタイルで講義をしています。 そして今日、12回目の講義テーマは「マーケットプレイス・ビジネス」。 マーケットプレイス・ビジネスとはECとは、

社会課題解決は、暮らしを感じることから

野菜の値段、知ってますか?SDGsが一般的になり、社会課題解決のビジネスへの関心も高まっています。 SDGsの資格とか、勉強会とかいろいろと学ぶのもひとつですが、それよりも、いつもの暮らしに向き合うことのほうが、はるかにたくさんの具体的な情報に触れることができるんです。 突然ですが、今日のキャベツの値段、知ってますか? 為替はわかるし、ガソリンの値段もわかるけど、キャベツの値段はさすがにわからないかもしれませんね。 では、いま旬の果物って、何が店頭に並んでますか?

Don't think. feel. 違和感こそが大切な情報

感じることを、後回しにしていませんか? 私たちは、知識などの情報を優先するがあまり、感覚的な感情の情報が大切に扱われていないように思います。 この言葉は、とても好きです。 小さな差を見出すことは、仕事でも人生でも、とても大切だと思います。 しかし、私たちは、捉え方の癖がついてしまっています。 そして、既知の情報、視覚情報などに、どうしても引っ張られてしまいます。 普段から、feelを大切にしている人がthinkをすると見つけられるものも、feelしていない人がthin