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起業家視点の子育てと介護

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連続起業家は、子育てと介護をどのように捉え、解決していくのか。 2人の子育てと、親の介護に関わるあれこれ。
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記事一覧

最期の7日間と、旅立ちの7日間

最期の7日間それは、あっという間の出来事だった。 急遽自宅へと帰ることになった父。 「このまま病院に居つづけてはいけない」 よくわからないザワつきに駆られ、自宅に帰った父は、一旦良くなりそうな気配はあったものの、やはり大きな変化は見られなかった。 少しづつ状況が悪くなりつつある中で、母親は、まるで赤ちゃんの世話をするように、介護をしている。 状況を受けとめきれないのか、わかっていないのか、それはわからない。 でもこの物語の終末は遅かれ早かれ、 最初に入院した医師も

面会から3日で在宅介護を選択

変わり果てた父との対面から三日後、私は在宅介護の決断をしました。 そして決断の翌日、父は家に戻ってきました。 きっと、一般的にはこのスピードでの判断や帰宅は出来なかったと思います。 自分なりの備忘録と、誰かの判断のひとつになればと思い、記録しておこうと思います。 (あくまでも個人判断ですので、何かを批判するものではなく、また正しさを伝えるものではありません。) 経過1月11日、容体がおかしいことからの10時過ぎに救急車で夜に搬送。 翌日午前3時にコロナ感染が確定。コロナ

「パズルで子育て」の12年を振り返る

大晦日は毎年、何かしら掃除をして過ごしています。 今年は、来年中学生になる息子の、幼少期から積み上がった色々なものを整理しながら一日が終わりました。 手に取るだけで蘇る色々な思い出。 なかなか掃除が進みません💦 あっという間で濃密な12年だったなぁと、感慨深いものがあります。 そんな彼が手にした多くのオモチャは、パズル。 その歴史と想いを振り返ってみます。 1歳のパズル(木の積み木)最初のパズルは、誕生のお祝いでもらった積み木。 国産天然木で、口に入れても安心なお

子どもにホンモノの車を運転させる体験

子どもに、ホンモノの車を運転させたことがありますか? 私はあります。 9歳の子どもに、うちの軽自動車を運転させてみました。 やってもいいの? はい、大丈夫です。 もちろん、公道じゃなければ。 私有地であれば、免許はいらないのです。 思い込み私たちには、思い込みがありますよね。 車は免許がないと運転できない。 それはそうなのですが、公道の話。 子どもは運転ができない。 ペダルに足が届く軽自動車なら運転できます。 自動車は危ない まあそうですが、隣でサイ

小学生の子どもと、コーヒーインストラクター検定3級の資格をとってみた話

小学生が資格をとってみる、という体験「小学生でも取れる資格って、あるんだろうか?」 最初に伝えておくと、そもそも、僕は資格をほとんど持っていない。 持っているのは、取らないと運転できない車の免許、ダイビングくらい。 でも、資格や認定ビジネスはたくさん作ってきている。 バイクの免許は16歳、 英検とか漢検とか、勉強系は興味が全く無いし、 だからといって、ネコ検定とか、妖怪検定とかでもない。 そういえば、子どもがコーヒーを淹れている。 調べるとコーヒーインストラクター検定

子どもの「ビジネス感覚」を育む「家庭内コーヒー屋さん」のススメ 〜おうちで起業家教育

子どもがビジネスを学ぶ機会子どもが「仕事」や「ビジネス」を学ぶ機会は、圧倒的に少ないですね。 普段からいろいろな「仕事」の結果には触れているものの、ショップやカフェも、その裏側は見えないし、大人だって説明できるかと言われれば難しい。 いまでも、業界が違えば、やっぱりわからない。 子どもにどうやってビジネス感覚を身につける機会をつくるのか? そんなことを考えて、わが家では、子どもにコーヒー屋さんを経営してもらっています。 毎朝のコーヒーは、子どもから買って飲んでいます。

誰かを想えば、社会はちょっとやさしくなる

わが家は、年始からいろいろ大変です。 実家の両親がコロナ感染し、救急車で搬送され、翌朝に私は福岡へ移動。 その後父親はいろいろな理由でそのまま入院、転院。 そして先週、東京出張中に学校から呼び出しがかかり、長男が高熱で引き取りをするものの陰性、私が翌日帰宅し4件の病院に断られ夜間救急に走って陽性。 翌日には妻と妹が感染するものの土曜日の午後なのでどこも空いておらず、日曜日に休日診療に搬送し陽性。 少し良くなったと思ったら、咳が止まらず、味覚障害に嗅覚障害、更に熱が再発し

介護のはじまり

わが家にも、介護がやってきました。 それは突然のこと。 1月にコロナで病院に運ばれ入院。 それがきっかけに身体機能が影響を受け そのまま退院できずに、転院。 コロナ病棟で会えず わが家のインフル騒動があり そしてようやく今日、 40日ぶりに再会をしたのですが、 まったく別人になっていました。 自力で水も飲めず ご飯もほとんど食べられず 認知症と薬の副作用で常に眠そうで もちろん立つこともできません。 もう、あの父を見る影もありません。 正月には家族で焼肉食べてい