おとなになって四季のランキングが変わってきた話

不人気番組「ひらめけ!デンキッキ」を毎週見ているが、あるときねむきゅんが「春が大嫌い」というのを言っていた。
大学生までの俺なら「なんで???」みたいな反応だったはずだが、社会人になった今、ねむきゅんの4位までいかなくても、俺の中で春は3位くらいにはなってきている。

僕の四季ランキングは、大学のときなら、1位から順に、春、秋、夏、冬。

これがおとなになると、秋、夏、春、冬、になった。

大学のときに春がうれしかったのは、おそらく路上で寝ることになってもしなないという安心感が大いにあったとおもう。始発まで生き延びる可能性が高くて安心する。
それに、春というストーリーテリングに惑わされていたからだと思う。
学生なら新入生がわっと入ってきてとてもよかったし、毎年のめんどくさい健康診断の後のすがすがしいランチとか、これからやる新しい授業に胸を踊らせたりと、特別な思いがあったりした。しかし社会人になったら会社に新人がふわっとあらわれてくるだけで、他に何も新鮮味がない。

社会人の春、とにかく眠い。
いついかなるときも一定のリズムを要求される社会人は非常につらい。
昨日も、眠すぎてサラダを食べている途中で寝てしまっていた。ここ一週間、電気を消して寝れていない。楽しみにみていたF1は、スタートしてすぐに寝て、起きたらベッテルが優勝していた。
そんなひどい質のねむりのあとに出勤だなんてとんでもない!

春になると服のバリエーションの少なさがすぐにばれてしまうし、花粉症もひどいことになるし。なんだか切ない気持ちになることが増えた。

もちろんいいこともたくさんある。今年の春は梅もよく見れたし、花見が十分に堪能できるようにさくらが咲いてくれてとてもよかった。
花見だ!って大学時代の友達から参加者募ったら、急な誘いだったのに7人もきてくれた。

あれだけスキだった春。いまはあんまりスキじゃない春。
四季のいいところわるいところ、25歳にして、まだまだ発見できるんですね、という驚きをノートにしてみました。