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【下町ロケット 殿村(とのむら)】

【リスクのないところにビジネスはありますか?】


皆さん、『下町ロケット』というドラマを覚えてられますか?


ひと昔前にブームになった、「やられたらやり返す、倍返しだ」の半沢直樹で話題となった、池井戸潤の原作をドラマ化したものです。


見どころは沢山ありますが、それ以上に毎回素晴らしい名言が出てきます。


その中最も好きなのが、佃製作所の経理部長・殿村(とのむら)の、
『リスクのないところにビジネスはありますか?』
というセリフです。


第3話、ナカシマ工業との特許使用での訴訟で、和解金56億円を勝ち取ったシーンがあります。


もちろん社員達からは、
「特許を売った金で待遇を改善してほしい、給料を上げてほしい」
と言った声が殺到します。


しかしそんな中、社長である佃航平(阿部寛)は、あえて帝国重工にバルブシステムの部品供給を行う新事業をしたいという考えにたどり着きます。


社内での激しい対立が起こる中、社長である佃航平(阿部寛)が経理部長の殿村(立川談春)にこう問いかけます。


佃「どちらの選択肢が10年先の佃製作所にとってメリットはありますか?」


殿村「ビジネスの広がりを考えれば、一時的に金を貰って、身をおくのは、チャンスを逃している気がします。」


つまり、バルブシステムで開発を手掛けて、部品供給をした方が、10年先の佃製作所にとっては良いのではないかとの考え方を示したのです。


しかし、反対派である営業第二部長からは、
「(部品供給は)どれだけのリスクがあるもんかわかったもんじゃない!!!」
と反対されます。


その時に、再び殿村がこう言い放ちます。


殿村『リスクのないところにビジネスはありますか?』


この言葉により、帝国重工にバルブシステムの部品供給を行うという方針が決まりました。


何かを成し遂げる為にはリスクを敢えてとる必要がある時もあります。


殿村の発言『リスクのないところにビジネスはありますか?』
これを聞いた、全国の会社員達はドキッとなったのではないでしょうか。
私も当時、ドキッとしました。


今の生活の安泰しかかんがえられない、日本の年功序列社会で生きてきたサラリーマン達にとってはある意味、耳が痛い言葉となったと思います。


これを読んでいるあなたは多少なりともリスクをとれてますか?


対価と報酬の法則。


夢を叶えるために、多少なりともリスクをとれる覚悟がありますか?


「あの失敗があるから、今がある」

記事を読んで頂きありがとうございます!! noteで、日々アウトプットしてます。 皆さんに学びあるアウトプットができたらと思います。 一緒にレベルアップしましょう。