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イナズマが走った、はじまりの日。

皆さんには、”稲妻が走った”経験ってありますか?
『瞬間的に心に強烈な印象を受けるさま』のことですが、
私には、今でも忘れられない衝撃的な日があります。

そのことを、MAKERS UNIVERSITYでゼミを担当してくださっている
PIXTA古俣さんに話すと、
「一代で大企業にまで成し遂げる起業家には、イナズマが走った経験のある人が多いよね」とおっしゃっていました。

言うなれば、
将来について、やりたいことについて、
悶々と潜在的にいろんなことを考えている中で、
ある出来事をきっかけに、全身に衝撃が走り、
全てがつながり、やりたいことがぴーん!!と
顕在化する。
これが、起業家として、原体験の積み重ねによる
揺るがない信念になるなのかなと。

さあ、前置きが長くなりましたが
ある日ある出来事をきっかけに
全てが繋がって、衝撃を受け、ゲストハウスをしたい!
と思いついた
そんな日のことを
その前の大学生活を軽く振り返り
潜在的な意識を見つめながら
綴ってみたいと思います。

2017年 大学1年生スタート

2017年、青山学院大学入学。
指定校で早めに受験を終えれていたので、高校の終わりから
始めていたバイト先「塚田農場」で新店舗のオープニングに。
ここから、バイトに明け暮れ遊びまくる大学1年生。(笑)
入学式当日がオープニングの日で、友達作りもそっちのけでそそくさと塚田農場に戻ったあの日から、毎日必死でバイトして、夜中まで働いてその後飲みに行ったりドライブ行ったり、元気な1年生が老いてきてる先輩たち連れ回って遊びまくる日々でした。(笑)
「体力おばけ」上田の爆誕です。
この時は、大学はサボりまくっていましたが
この時の時間の使い方のテーマは
「遊びまくって、とにかくいろんな経験をする」
てとこかなあ。
いろんな人を誘っていろんなところに行きまくって
世の中を知る期間だったような。笑

あ、2017年8月25日のインスタ投稿には
「テラスハウスの影響で、海の女になりたい」
って書いてました。笑 双海の海の写真付き!
潜在的に思い始めてますね〜〜〜


2017年1月 一人旅 本州編

高校受験がみんなより早く終わり暇してた期間に
高校でずっとバイトしてたお金も少しは溜まってたので
旅をしてみることに。
3歳から小学6年生まで住んでいた徳島にも
6年ぶりに帰って久々に会う友達に刺激を受け、
愛媛にも帰省して双海をいとこに案内してもらって
松山駅から青春18きっぷの旅。
目指すは鈍行で5日間で横浜まで!
京都、金沢、名古屋、伊勢志摩と移動していく旅。
この時のインスタを見ると
各地で泊まったゲストハウスやごはん屋さんで
そこにいた人たちとお話しして案内してもらったり何かもらったり、
偶然の出会いに感動し、楽しんでいた模様。


2017年8月下旬 一人旅 東北編

青春18きっぷで、東北一人旅。
被災地を見ておきたくて、鈍行であてもなく聞いたことのある土地へ向かう。東北はまだ電車が通っていなくてバスに切り替わるところがあったり、
その日の宿を当日に決めるにしては田舎で真っ暗で、宿が見つからないピンチも体験してびびってた記憶が。笑
でも、暗い町に1つ灯りの灯るゲストハウスが
「気仙沼ゲストハウス架け橋
家のようなゲストハウス、リビングには地元のおいちゃんたちも集っていて
宿泊に来ていた人たちも含めて、知らない人たちばっかりの中でみんなでスマブラをしました。
「なんだこの空間は・・!?」
ゲストハウスに対してすごく不思議な感覚が芽生えた気がします。
スタッフさんに、車で南三陸町なども案内していただき、町のことをよく知れました。
次の日、大船渡のゲストハウス、というか民泊に泊まった時は、家主さんと色々お話し。その時は、確か、「自分で何かしてみたい、ばあちゃんちが愛媛の海のまちにあって」なんて相談をしていた気もします。そしたら、「いい人いるよ!次の日仕事について行ってみたら?」と紹介してもらったのが、クマさん。大船渡で海鮮料理やさんを経営していて、その日はたまたま、盛岡の飲み屋街に新店舗を出店しようかと市場調査に行く予定ということで、1日仕事にお供させていただき、おっきい車の助手席でいろんな話を聞かせていただきました。綾里の漁港で魚食べたり、仕入れしたものをその海鮮料理屋さんに納品したりするまでも見せてもらい、とっても勉強になりました。
この頃から、なんとなく、自分で何かしてみたいという起業欲みたいなのはあったのかなあ?

2018年3月19日-3月31日 一人旅 東南アジア編

バンコク・シェムリアップ・ダナン
2週間の一人旅。

2018年9月4日〜9月14日 一人旅 ヨーロッパ編

スペイン(バルセロナ)・フランス(パリ・ディズニー)・イタリア(ベネチア)・ドイツ(ベルリン)
ヨーロッパはとにかく綺麗で素晴らしい街並み・景色だったが
自分が英語すらろくに話せないせいで、現地で出会う人と
全然話せず仲良くなれなくて、会話を楽しめなくて、悔しかった思い出が・・
キリストの教会とか行っても、キリストって誰だっけ?みたいになって、流石に自分の知識のなさに呆れて、遊んでばかりじゃダメだなあ、勉強しないとなあ〜と気持ちが切り替わったかも。

スペインのイケメンマッチョ2人組とダンスした夜(笑)


2018年10月14日 稲妻が走った日!

大学2年生の秋ですね。
この1年くらい前に、家族で伊豆の温泉に旅行に行ってたのに
弟と大喧嘩して道中で車から降り、ヒッチハイクして帰ったことがあって(笑)その時に乗せてくれたのが、伊東あたりでサーフィンした帰りだったご夫婦。それでサーフィンに興味持って、後日サーフィンに連れてってもらったりして。
そんな話をしてたら、高校からバイトしてた居酒屋の社員さんが、大学の同級生が葉山でサーフボードの製作をしているということになり、連れて行ってもらうことに。
かわいいビートルに乗って葉山へ。
葉山って、山あって海あって、そこにある店も老舗が多くて少し寂れてて
っていう空気感が、めちゃくちゃ双海に似てるんですよね。
車窓に見惚れながら、そんなことを思っていて、色々考えてました。

サーフボードの製作所は、葉山の山の中にありました。
森の中に急に山小屋が現れて。
掘立て小屋みたいな感じなんですけど、とっても粋でかっこいい。
2階では、海を眺めるアトリエって感じのところで
丸太の机でコーヒー飲むみたいな時間。

こんな山の中で、こんなかっこいい仕事してる人がいるんか〜
って思ったら、
なんか「東京の大きなビルでバリバリ働かなきゃ」みたいな考え方から解放されたというか・・・
よくわからないんですけど、その瞬間、
まじで全身に衝撃が走って、稲妻が落ちて、
全身痺れて、いろんな言葉が次々と頭をよぎりました。
その言葉たちをなんとかメモったのがこちら⬇︎

その日、メモにも入ってるように
「双海でゲストハウスしたい!」
ということが思いついたんですよね。
それで、朝まで夜なべして調べながら、ブログを立ち上げました。
それで、気仙沼ゲストハウスをやっていた大学院生だったアツさんに連絡。
「ゲストハウスしたいなって思って、ぜひ色々教えてください!」と。

2018年10月14日の投稿


まあ
こう振り返ってみると、ほんとうに
はちゃめちゃなことばかりしてますね笑
行動力だけは褒められまくりますが
友達とかめっちゃ心配してくれてました笑
親が放任で、なんでも好き勝手にやらせてくれたのが
よかったのかも!
いろんな経験して、旅の魅力、旅先での一期一会に取り憑かれていたんだなあ〜
大学生活、目まぐるしく、長いように思っていましたが
あっという間の2年とかの間にいろんな経験してたすぎて、
当時の自分が羨ましくなりましたww


さてさて、「双海にゲストハウスを作る!」と思いついた
2018年10月14日から
悩みまくりの1年半を経て、双海に移住したわけですが
この1年半もまたいろんな壁や葛藤や経験がありました。
さすがに長くなるので、またの機会に書きます!

長文になりましたが
読んでいただきありがとうございました。


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