我が家の中学受験と、オンライン入試なるもの
現在小5の娘は、都立の中高一貫校を受験させようと思っています。
なぜ、中学受験を考えているのか。我が家の微妙な理由
私立ではなく都立を受験させる理由は、経済的なことが8割、中学校で中高一貫に入学すれば、高校入試はないからというのが2割。
つまり、いつか受験しないといけないんだから、とりあえず最初のチャンスで受けてみる?ダメなら地元の中学も悪くない(というところを選んで住んでいる)し、普通に高校受験したっていい。
本人は「塾に行くなんて絶対に嫌!」というし、私自身も中学受験について情報交換するような仲間はいないので、ほぼ記念受験となりそうな気配です。しかし、学校祭を見学しに行った感じだと校風などは娘に合っていそうだな、合格出来たらいいなと思いました。
娘も「ここなら悪くない」という感想だったようです。
上から目線も甚だしい。
そんな矢先…
入試までもがオンライン。
札幌の中高一貫校が東京でも入試を受けられる、というような仕組みは今までもあったけれど、そうですかー。面接がオンラインですかー。
先日、オンラインお見合いのことををテレビで見たときに、顔の映りがよく見えるような化粧や服選びをアドバイスする企業があると特集していました。
今後はオンライン入試の面接についても塾がそんなアドバイスをし始めそうですね。
とりあえずは一部の私立の中高一貫校で動き出している仕組み、ということですが、今後 感染症の情勢がどのようになるのかもはっきりしませんし、動向を注視していきたいと思っています。
一方でオンライン授業についてはこんな感じね。
おそらく、環境が整っていない子の方が少ないんだから、整っていない子から先に端末を支給するやり方で進めたらいいじゃない?
もう、どんどん進めようよ…。全部遅いよ。
私が娘を塾に行かせていない理由
これは単純に行きたがらないから。というのが一番大きなところです。理由は「そんなに勉強が好きじゃないから」(本人談)。
しかし、学校の勉強に全然ついていってないようなら困りもの。状況によってはさすがの私も黙っていません。
ところが、勉強に関しては放ったらかしにも関わらず、学校の成績は悪くないようです。数字で見ることができないので、個人面談で先生が話してくれただけですけどね。
本を読むのも好きだし、まぁ今のところはいいか、と野放し。
しかしながら今の通知表、わかりにくくないですか?自分の子は他の子と比べてどうなのか、勉強を理解できてるのか、いないのか、通知表を見るだけだと全然わかりません。
そもそも評価の観点が「関心」「意欲」「態度」ですからね…教員免許を取るときは「ふんふん…」と思って覚えていたけど、親になってから「学習の理解度」は?「相対的な成績は?」と思っちゃう。
先生曰く、通知表にある三段階評価の中で一番上の「よくできる」がつくことはめったにないので、ついていたらほめてください、とのことですが、なんだかんだみんなついているようなので、それは絶対評価の中でただの「褒めろフラグ」なんじゃないかと思う次第です。
実は姉は都立、弟は私立がいいと思っている。
姉が都立を受ける理由について経済的な点を挙げておいてなんですが、現時点で弟は私立の中高一貫校の方が向いていると思っているのです。しかも全寮制のところ。
やっぱり男子って幼いですよね。自分のことはママがやってくれると思っているし、結婚したら奥さんがやってくれると思っている。それはそのように言われたわけじゃなくて、家庭の雰囲気が、社会全体がそういう空気だから。
残念ながら我が家もそういう空気です。今さら夫が子どもの教育のために改心して自分で自分のことをするようになる見込みはありません。
でも誰よりも勉強ができる、というよりも自分のことを自分でできるということがなにより大切なことだと私は考えているのです。
現在は小2の息子なので、まだまだ中学受験の気配すらなく、一緒に遊びたがるし、くっついてくれたりもします。きっと、このベタベタした関係に満足したら一人でやりたいことをやると思っているので、今は一緒になってベッタベタにくっついています。
このベッタベタを「男の子なんだから」「小学生になったんだから」と拒否・拒絶されると心の傷になってしまうと思います。「もう大丈夫」と思えるまで、一緒にいて(長くてもあと1~2年と見積もってます)、あとは仲間を大事にする自立した男子になってもらいたい、そういう環境を購入したいと考えているところです。
娘については、勉強はともかく「コミュ力おばけ」だと感じています。転校生なのに大量の友達がいて、どこでだって生きていけそう。都立の荒波にも…というか、都立の荒波こそが向いていると思います。
「寮の学校に通うなんて、ハリーポッターみたーい!行く行く~!」と弟は無邪気にはしゃいでいますが…息子の方はとりあえず勉強頑張ったほうがいいかな。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。