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そうです。私は変なおじさんです。

僕は今、毎日「うたの日」というところで歌を詠んでいます。で、詠んだお題は毎回投票もしています。そうすると、色んな人のたくさんの歌を読むわけですね。

で、読んでいると、大体「あ、この人は男性」とか、「この人は女性」とか分かるんですよね。あと、若いかそうでないかも大体分かる。

分かるっていっても、本当に合ってるかどうかは分からないです。でも、大体イメージはする。

それで、ふと思ったんですよね。僕の歌は、どんな風に思われているんだろうって。

ちなみに、知らない人のために補足しておくと、うたの日で投票するときは、それが誰が書いた歌なのかは分からない状態になってるんです。なので、仮に僕の歌に投票してくれた人がいたとしても、その人はその歌が僕の歌だとは知らないで投票するのです。

僕は、なるだけおっさん臭い歌は詠まないでおこうと思ってるんですよね。気をつけてはいるんです。僕自身があんまりおっさんらしいコンテンツに魅力を感じていないので。

では、そんな僕の歌は、果たして投票時におっさんじゃない人が詠った歌のように見えているのでしょうか。

うーん、多分、見えてないでしょうね。いや、絶対にバレてる。「おっさんがおっさんらしくないように詠んだ歌」だと思われてる。

だって、自分でも分かりますもの。この、僕の歌から漂ってくる加齢臭。自分の枕の臭い嗅いだ時みたいな、あの感じ。

そりゃねー。でますよねー。だって実際におっさんなんだし。

別に歌だけじゃなくて、このnoteを今読んでるあなたも「ああ、こいつおっさんだなあ」と思いながら読んでいるでしょう。自分のことを僕と呼んでる女の人だとは思ってないでしょう。そうです。私は変なおじさんです。

でも、ふと思ったんですけど、実はおっさんなのに若い女の子のフリをしている歌人とか、その逆に若い女性なのにおっさんのフリをしている歌人とか、どれくらいいるんでしょうか。

いなくはないと思うんですよね。特に、昔で言うネカマみたいな人は絶対いますよね。

でも、そういうのって、どれくらい擬態できるものなのでしょうか。

ていうか、この、ただ文章読んだだけなのに「ああ、こいつおっさんだな」って分かる感じはなんなんですかね。私は変なおじさんです、とか言うからですかね。きっとそうですね。そうなのだけれど。

なんかこの、男性、女性、若い、若くない、みたいなのって、特に日本語において強いような気がするのですけど、どうなんでしょうね。英語とかにもやっぱりそういうの、あるんでしょうか。

英文学だと、男性のペンネームでデビューした女性作家ってすごく多いんですよね。

日本だとどうなんだろう。

名前が男性っぽかったり女性っぽかったりするケースはたくさんあると思うんですけど、作品もそうっていうケースはあるんでしょうか。女性だけど男性名で大藪春彦みたいなハードボイルド書いてる人、とか、いるのかなあ。

ネカマじゃないけど、女性に擬態した男性作家は津原泰水とか嶽本野ばらとかがそうなんですかね。うーん。

……あれ、なんか、話がずれましたね。

まあ、とりあえず、僕は変なおじさんです。みんな気づいてるだろうけど。

ということで、また明日。

おやすみなさい。

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