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サングラス越しの風景、意外と明るい

先日眼鏡市場で度入りのサングラスを購入した。
購入理由は、日差しがめちゃめちゃ眩しかったからだ。アスファルトからの照り返しが目に入って痛かった。

日差しが例年よりずいぶん目に染みて、帰宅後瞼が開きにくくなることが増えた。これはいよいよ対策が必要だぞ、と思った時目に着いたのがサングラスだった。
サングラスというとファッションアイテムの印象が強く、何となく尻込みして今まで買っていなかった。しかし、この日差し相手ではそんなこと言ってる場合じゃない。意を決して近所のJINSに向かった。

JINSにはサングラスが沢山あった。マグネットでサングラスを外付けできる奴があって、それを買おうと思っていた。
実際にかけてみたら、意外と重い。眼鏡とか顔につけるものが重いと疲れるので、2wayは諦めて度入りのサングラスを購入することにした(目が悪く、ドライアイでコンタクトが付けられないので度入りが必須条件だった)。
店内をウロウロして、形大きさ共にこれは、と思うサングラスを見つけた。しかもセールで丁度お安い…!
早速店員さんに聞く。
「これ、度入りに出来ますか?」
「このタイプはできないですね〜!現品そのままでのお渡しになります!」
あっ…そうなんだ…
確かにセール品でカスタムってできないよね。よく考えればそうだわ。

ちょっと落ち込んで、次は眼鏡市場に行った。
眼鏡市場ではなんかセールをしてて、今購入すると〇〇%off!という感じだった。元気が戻る。いい形のがあったので購入。仕上がりには10日ほどかかった。


およそ10日後、眼鏡市場に受け取りに行く。声の大きいふくよかなおじさん店員がサングラスを持って来てくれた。
黒縁にネイビーブルーのレンズが収まっていて、つるの部分はピンクベージュ。かけると顔の2/5が埋まる。
サングラスをかけた自分を鏡で見ると、表情が全然わからない。
マスクをつけてこれをかけたら完全に不審者だな…と思った。

受け取った後、店の外に出る。
早速サングラスをかけてみた。

なんか、思ったより明るい?

遮光が不十分というわけではなく、きちんと見えやすい明るさのまま、ブルーのフィルターがかかったような感じ。
街路樹の葉っぱが風で揺れてる様子が、妙にはっきり見える。
頭に感じる熱と、視界に入る明るさが一致しない。気をつけないと熱中症になりそうだな、と思う。

街を歩いてみる。
視線の動きが外からわからないからか、全然通行人と視線が合わない(これは嬉しい発見だった)。それに、ジロジロ顔を見られる事も普段より少なかった。
サングラスを付けただけで、別人になったような、別の世界に行ったような感じがした。


サングラス、敬遠してたけど意外と楽しい。それに、景色が見えやすい。
真っ暗になるかと思ったけど、みんな明るい中を歩いてたんだね。なんか納得。

まだ日差しは強いから、どんどん使っていこうと思います。
ブルーのフィルターで、少し海の中が連想されるの。それが一番楽しかった。

買って良かったです。


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