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本日のVAR

富士フイルム・スーパーカップ

今回は浦和の話題ではありませんがご容赦を。

今日、今年のJリーグのスタートとなる、「富士フイルム・スーパーカップ」が、新国立競技場で行われました。
昨年のJ1リーグ王者・横浜Fマリノスと、天皇杯覇者・ヴァンフォーレ甲府との対戦。
白熱の試合となりましたが、横浜FMが2-1で勝利。
マリノスにとって、6回目にして初めての優勝だったみたいですね。
おめでとうございます!
敗れた甲府も、非常に良い戦いでした。
最後決まったかと思いましたが、惜しくもオフサイドの判定。
この悔しさをばねに、今期のJ2リーグでの奮闘を祈っております。


早速VARの出番

さてこの試合、前半にエウベル選手のゴールでマリノスが先制しましたが、前半40分過ぎに甲府がピーター・ウタカ選手のゴール。
同点に追いついたと思いきや、副審さんはオフサイドの判定。
一度ゴールが決まっているので、VARチェックが入りました。
今年からVARは3Dラインが導入され、より正確な判断ができるようになると期待されています。
ただし、昨年よりチェックに時間がかかる可能性があり、いかに短時間で終わらせるかというのが今後の課題となっているようです。
その影響かわかりませんが、このチェックはかなり時間がかかりました。
5分以上かかったかな?
最終的にOFR(オン・フィールド・レビュー)が行われ、ウタカ選手のゴールが認められました。


初戦から難しい判定でした

スローで何度もリプレイが流れていましたが、非常に難しい判定だったと思います。
恐らく、ウタカ選手がオフサイドかどうかですよね。
※ここからは、素人の個人的見解となります。
最初マンシャ選手からクロスが上がった時点では、ウタカ選手はオフサイドではなかったように見えます。
問題はこの後。
グラウンダーで放たれたクロスボールは、途中で甲府の長谷川選手に接触します。
この瞬間、反対側でボールを受けた鳥海選手はオフサイドではありませんが、ウタカ選手はオフサイドポジションにいるように見えます。
ですので、長谷川選手に接触した時点で、ウタカ選手がプレーに関与しているかというのが焦点となりそうです。
この場合、オフサイドラインである畠中選手のプレーに影響を与えたかということになると思われます。
畠中選手はウタカ選手に気づいていないということはあり得ませんが、スロー映像を見る限り、畠中選手はマンシャ選手をずっと見ており、ウタカ選手は背中側にいます。
あからさまにウタカ選手をマークしている動きであれば、ウタカ選手が畠中選手に影響を与えたと考えることができますが、ウタカ選手に背を向けてボールを追っているように見えますので、ウタカ選手はプレーに関与してないと判断されたのだと思います。
逆に、こう考えるしかないような気もします。


色々な意見はあるけども

本当に難しい判定だったのだと思います。
オフサイド判定では本来行われないOFRが実施された点からも、百戦錬磨の審判でも判断が難しい事案だったのだと思います。
個人的には、「ジャッジリプレイ」でも散々取り上げられていましたが、プレイヤーやお客さんに納得感を得てもらうという観点で、OFRが行われることはとても良いことだと思います。
3Dライン導入もあって、昨年よりVAR判定に時間がかかるかもしれませんが、納得できるジャッジが行われるのであれば致し方ないというのが私の考えです。
W杯における三苫選手のジャッジで、ここまで細かく見る必要はあるのかという議論もあるようですが、きちんと見ないのならVARは必要ないんですよね。
VARは良いところも悪いところも当然ありますので、使いながら柔軟に運用を見直していけばいいのかなとは思います。
今日の試合は、いい試金石だったのではないでしょうか。


いよいよ開幕!

さて、来週からいよいよJリーグが開幕します。
われらが浦和レッズは、アウェーでFC東京との対戦です。
練習試合などの様子が全く伝わらず、どんなサッカーをするのか全然分かりませんが、とにかく楽しみしかないです。
唯一の不安は、キックオフ20分前に行われるmiwaさんのライブですかね。
選手を鼓舞したい時間帯なのはわかりますが、少しおとなしくしててほしいとも思っています。
なんか前科もあるらしいし・・・(乃木坂46だったか)。
miwaさんのライブ中にチャント歌ったりブーイングなんてしようもんなら、評価下げるのはチームでありサポーター自身なんですよね。
浦和に誇りを持つことは大事ですが、くれぐれも方向とやり方を間違えないでほしいと願わずにはいられません。

ともあれ、1週間後を楽しみに待ちましょう。

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