10万円PCを組んでFolding@home(+α)やってみた(前編:PCセットアップまで)

1.前書き

何とは言いませんが、臨時収入がありそうです。
外出もできないので、前から興味があったVR対応PCをこの際組んでしまうことにしました(VRをやるとは言ってない)。
そのついでに、以前の記事で書いたFolding@homeを動かしてみたり、スペックが必要なゲームなども動かしてみて、どの程度パフォーマンスが出るかなども見てみることにしました。

2.要件

こだわりポイントはあまりなく、決めていたのは以下ぐらいでした。
・予算は10万円以内(OS代は別だが極力収めるように頑張る気持ち)
VIVEOculusの推奨スペックは満たしていること(=グラボを積むこと)
・SSD+HDD構成にすること(データは別パーティションにする)

3.買ったパーツ

ネットで検索してあたりをつけ、以下のパーツを買いました。自宅から手軽に注文できる時代ですが、これも配達の方のおかげです本当にありがとうございました。

※価格は購入当時(2020年5月初旬)のもの
・CPU:AMD Ryzen5 3500 (¥16,120)
・メモリ:TEAM DDR4 PC4-21300 8GBx2枚 (¥7,980)
・マザーボード:MSI B450 GAMING PLUS MAX (¥10,870)
・GPU:MSI GeForce GTX 1660 SUPER (¥29,991)
・SSD:SanDisk SSD Ultra3D 500GB (¥8,480)
・HDD:Western Digital HDD 2TB WD Blue (¥6,421)
・電源:玄人志向 KRPW-N600W/85+ (¥7,829)
・ケース:Scythe「旋風」SCY-CFS3-BK (¥5,991)
・OS:Windows 10 Home パッケージ版 (¥17,527)
・その他:アイネックス ナノダイヤモンドグリス JP-DX1(¥1,200)

→合計で¥112,409(OS抜きで¥94,882)となりました。
※グリスはCPUの冷却対策ですが、なくてもあらかじめついている分でいいと思います。

4.組み立て

組み立て方法は(ググれば丁寧な解説動画に行き着くので)割愛しますが、基本的にマザーボードを取り付けてパーツの設置(取付)→電源等のケーブルの配線で済みます。ミニ四駆ほどではないですが、モノを取り付ける作業という感覚が近いかもしれません。
途中、CPUクーラーの取付でつまづきましたが、マザーボードにCPUクーラーの取付用マウントがあることに気づかなかったことが敗因でした。昔組んだPCだとツメに引っ掛けるだけだったので・・・
電源の配線は間違えると最悪の場合パーツが壊れて買い直しになってしまうので、マニュアルをよく読みましょう。差しピンがついているケーブルは、白色か黒色のものがマイナス極になるようです。知らなかった(電子工作界隈では常識?)。

5.BIOS起動~Windows10のインストール

組み上がったらいよいよ電源を入れます。私の場合BIOSが起動せずに焦りましたが、マザーボードに搭載のEZ Debug LED indicatorを確認するとCPU failureを起こしていた(CPU認識せずの状態)ので、念のためBIOSをアップデートしてみることにしました。
アップデート自体は特に問題なく完了したものの、症状変わらずで色々見なおしてみたところ、どうもCPU Powerに電源を差していなかったことが原因と判明。マニュアルはちゃんと読もう!
ケーブルを差し直したところ無事にBIOSが起動し、各種モニター上も問題ないことを確認したので、Windows 10のインストールに進みました。マニュアルはちゃんと読もう(大事なことなので以下略)。

Windows 10のインストールは30分ほどで完了しました。インストールしたのがSSDだったとか、それなりの性能のPCを組んだからとかのポイントはあるのかもしれませんが、割と早い気がしました(覚えていないだけかも)。
その後WindowsUpdateや各種ソフトのセットアップを経て、ひとまず落ち着いたのが組み立てはじめから6時間後ぐらいでした。

長くなったので、前編はこのあたりで。
後編は、準備が整ったPCでベンチマークしたりアプリを動かしてみたりしてみます。

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