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「どうして誰も気が付かないのか」

私はある衝撃的なことを知ってしまいました。
先に言っておきます。
今日、皆様はこの記事を最後まで読んだ後に必ず自分の愚かさに気づくことでしょう。

傘に関する話です。雨の日に使うあれです。

ある梅雨の日、雨の街を歩いているとき私は一つのことに気が付きました。
「あれ、傘って全部同じ形じゃね?しかも遡ってみるとどの時代も同じ形じゃね?」

世の中に流通している諸々の商品はすべて、利便性を追求し進化を重ね、その形を変えていきます。
その中で、一つだけ進化をせずに同じ形のまま使われ続けているものがあります。
それが、傘。
傘というものは、まさに市場という大海の中でその形を変えず何年も泳ぎ続けるシーラカンスなのです。

何故、傘は進化しないのか。
それを追求するために私はパソコンを起動させました。
キーボードを8960029回叩きマウスを3198768回左クリックしたとき、私はあるキーワードにたどり着きました。
「国際雨具協会(IREA:International Rain Equipment Association)」
ご存じでしょうか、アメリカに本部を置く、主に傘を代表する雨具の流通を操っている団体です。

結論から申し上げると、傘の進化の停滞を招いた黒幕はIREAだったのです。

IREAはInternational Rain Equipment Associationの略称ですが、実はギリシャ語で訳すと日本語でいうところの「啓蒙」を意味します。
IREAは一定周期で全人類の脳内に電磁波を送り、「啓蒙」と称した洗脳を施すために傘を利用しようとしました。

雨が降るとドーム状の金属の骨組みが人々の頭を覆う。
頭上に広げられた傘はアンテナ代わりになり衛星から脳内に電磁波を流すことができる。
この計画は軍事利用を目的とされており、バックにはアメリカ空軍の存在がありました。

しかし、この計画は当時の米軍の技術力では実現性に乏しく、莫大な予算を溶かして結果的に頓挫してしまいました。

では、なぜこの傘の形が残ってしまったのでしょうか。
それは当時、IREAがドーム状の骨組みで作られた傘を流通させようとしたときに、違う形の傘が流通するのを防ぐため「雨具に関する安全を目的とした開発制限」を定めました。
この時、流通制限の表向きの目的を「安全」としてしまったことで、後に制限を解除することができなくなりました。
そのため、企業は今でも新しい形の傘を開発する際に、IREAの厳しい審査を受ける義務があり、莫大なコストがかかることから同じ形の傘ばかりが流通することとなったのです。

そして、一番驚くべき事実はこの話が全て嘘であるということです。

京橋の駅前とかでいますよね、プラカードを持って政治的な批判を叫ぶじじい。
あれと一緒です。

衝動的に何の根拠もないことを堂々と発信したくなってしまったのです。
私はこれからどうすればいいのでしょうか。

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