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いま求められる遊びの感覚

江戸っ子は遊びの達人だった

「日本人はもともと遊びの達人だった」(NwesPicks『日本をrethinkする』より波頭氏発言)との発言を聞いてハッとしました。ビジネス勉強会で聞いていた「いま、商人に求められるのはアートの感覚」という言葉と符合したからです。

そこで、(「もともと」というのは江戸時代だろうと勝手に推測して本を探してみました。まず、1冊読んでみた本から印象に残った部分のメモを載せます。
『杉浦日向子の江戸塾 笑いと遊びの巻』より

  • 隠居は江戸の遊びの最たるもの

  • 武士が忙しくても結構遊んでいる

  • 暇は作らないとできない

  • 仕事を遊びに近づけていく

  • 相当真面目に遊んでいて半端ない

  • 腹を据えて遊んでいる

  • 現代はお金を払って安全に遊んでいる。これは遊びじゃない

  • 江戸の遊びはお金が掛からない(例:川柳)

  • お金を使う時は捨てるように使う(遊郭では、現代に置き換えると百万・2百万を一晩で使うこともあったそう)

  • 江戸はみんな全方向に向かって好奇心が向いている

  • 遊びに面白がって手間をかけた

  • 双六は早く上がるのではなく、道中のウロウロを楽しむもの(これは知らなかった!)

  • 着物は、つくり替えることで組み合わせのバリエーションを楽しむ

  • 日常生活の中ですぐに見られる遊びが着物だった

  • 瓦版のニュースは97%ガセネタ。ウケれば、もうなんでも書いてしまう。

  • 市中のニュースを切々と伝える瓦版があり、一番上の字を拾って読むと「いまの話はみんな嘘」となっている

  • 裏の魅力がとても充実していた。

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