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手水に作られた花筏を過ぎて、丘を越えると紫陽花が一面に広がっていました。

三重県津市にある「かざはやの里」を訪ねました。「園芸福祉」を取り入れた花園として2004年に開業した施設で、梅や藤、紫陽花を楽しむことができます。今回は紫陽花の季節です。45品種77,700株のあじさいが33,000㎡の丘に植栽されています。入園料は開花状況によって100~1,500円の変動制で、1,400円の見頃の時期に訪れました。

河童像に迎え入れられて

謎な河童像
手水に作られた紫陽花の花筏

駐車場から園内に入ると、先ずは河童像のお出迎えです。河童の伝説があるということですが、河童が住んでいるという風早池はよく見えません。どうやら植栽で隠されてしまっています。入り口あたりの通路には紫陽花がまばらに植えられているだけです。オブジェクトとしての手水に紫陽花で作られた花筏があるのですが、まばらな紫陽花に肩透かしを食ったような気分にさせられます。

通路を回り込むと

一面の紫陽花
77,000株は伊達ではない

通路を回り込むと一面に紫陽花が花開き広がっていました。写真に移っている丘の向こう側が園の入り口になります。白い花の紫陽花を中心にして色とりどりの紫陽花が迎えてくれます。入り口から遠い丘の奥にも紫陽花は広がっていました。圧巻でした。

色とりどりの紫陽花

白い紫陽花
ピンクの紫陽花
青い紫陽花

株数としては白い紫陽花が多いのですが、白い紫陽花と言っても、色々で、一つ一つ違う顔をしています。もちろん、中央の白い花は綿毛のタンポポです。ピンクの紫陽花や青い紫陽花、紫の紫陽花、紅い紫陽花と色とりどりの紫陽花が咲き誇っていました。中央のピンクの花は秋桜です。季節外れで何輪か咲いていました。青い花は紫陽花以外にはありませんでした。中央は偶然見つけたハート型の紫陽花にしてみました。

花の写真は難しい

紫陽花と東屋
青空の下の紫陽花

広い園内の所々に休憩のための東屋がありました。遠景に東屋を入れて、紫陽花の広がりを撮影したのですが、曇天ということもあり、白い紫陽花の可憐さが出せませんでした。一時現れた青空を背景に紫の紫陽花を撮影してみたのですが、青空の色が中途半端ですね。学生時代以来の写真撮影を今春再開して、梅、桜、つつじ、紫陽花といった花の写真を何度か撮りに行きました。毎回、花の写真を撮ることの難しさを実感しています。それでもめげずに花の写真にはチャレンジしようと思っています。

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