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転職活動の記録 4 ~自己PR編~

書くことが思いつかなかったので、久しぶりになってしまった。
私の転職活動の記録について、大まかな内容は下の記事をご覧ください。

あと、前回の内容はこちら。今回と話は繋がらないはずなので、読まなくても大丈夫だけど、気になる方はどうぞ。

今回は、私が転職活動を始めるにあたり作成した書類の中で、書くのに一番苦労した項目、自己PRについて書きます!


自己PRとは

転職活動をする人ってたいてい就職活動を経験しているはずだから、自己PRが何かわかっていると思います。わからない人は「転職活動 自己PR」とかで検索してください。例文付きで自己PRについて解説してくれているサイトが無限に出てくるはず。

問題は、自分にはPRするような輝かしいエピソードがないってこと。検索して出てきた例文は素晴らしい経験や成果をアピールするものばかりで、自分にはそんなエピソードがない。まぁそういう人はたくさんいると思います。いると信じてます。自慢できる経歴がある方はそれをそのまま書いてください。そしてこのnoteは読まなくていいです。時間の無駄なので。

ここからは特に輝かしいエピソードがない私が、どのように自己PRを捻出したかについて記録しておきます。

私の自己PRの書き方

仕事内容の棚卸

まぁ職務経歴書も書かなきゃいけないし、前職でやった仕事内容の棚卸はしますよね。

私は休職して復職することなく退職し、しばらくニート期間を謳歌したため、仕事から離れて4年以上経っていました。もういつ何をしたのかほとんど覚えていなかった。

まずはExcelに年表を作りました。こんな感じ。

Excelのスクリーンショット。内容がひどいのには目を瞑ってください。

体裁は気にしないでください。もっと見やすい年表を作れる! っていう方はむしろコメントで教えてください。今後の参考にします(もう転職したくないから参考にできないかも)

入社してからの年月日をA列B列C列を使って表記して、その隣(D列)にはTwitterを掘り返して仕事に関係のあるツイートの内容を書きました。
いやー、SNSに(書ける範囲で)何でも書き連ねるタイプで良かった。しかし、仕事の恨みつらみを書き連ねていたアカウントを退職後に1個削除していたのと、Twilogという過去のツイートを遡るには必須の便利なやつの連携を辞めていたので、該当ツイートを掘り起こすのに苦労しました。鍵垢だったし。

E列にはツイートを見て思いだしたことや補足事項を書きました。F列にはD列E列から思い出した当時やっていた仕事と、その仕事を担当していた期間を色分けして書きました(モザイクが多くてすみません。社外秘なもんで)

見える範囲は入社1年目なので特にありませんが、2年目からはひっきりなしに何らかの委員の仕事をしていたな~と思いだしたので、それをG列に。
その他の欄(H列)はたまにある各種研修の期間を書いていました。その他の欄は日常業務や委員の仕事以外の仕事について書くつもりだったんですが、就業期間が3年ちょいだったので、そこまで仕事の幅はありませんでした。

まぁここまでは全部、職務経歴書を書くためにやったことです。

書けそうなエピソードを探す

さて、仕事内容の棚卸ができたところで、

  • 自分の良いところを仕事に活かせた場面

  • 仕事が上手くいったときに自分が貢献した内容

この2つのポイントでこれまでやった仕事を振り返りました。
別に自分が主導してやった仕事じゃなくてもいいんです。なんか仕事において上手くいったことがあったな~と思ったら、そのとき自分が何をやってどう貢献したか? そこが大事です。そこが自分の強みのはず。

1個くらいはすっと出てくると思います。自分が仕事で上手くいったこと、一番頑張ったこと、1個はあるはず。
でも2個は欲しい。リクルートエージェントの登録フォームは確か2個入力できます(dodaはWordで書き殴って送るタイプなので何個でもいいけれど、2個はほしいかも)。2番目に上手くいったことを頑張って捻り出した。

実際に書いたこと

私はこの2つのエピソードについて書きました(具体的に書くと身バレする可能性があるので、ぼかして書きます)

  1.  チームワークを大事にして大量案件を捌いた

  2.  仕事の滞留ややり直しを減らす工夫をした(QC的内容)

1については、報連相を大事にしたこと、特に「連絡」に関しては大量案件を複数人でこなすには大事なことなので、相手によって一番伝わる伝達方法を見つけて絶対に伝わるようにしていました! そして無事に納期に間に合いました! みたいなことを書きました。まぁ内容はぺっらぺらです。
私の強みは報連相ができることだと思っていたので(報連相なんぞ当たり前だろうとおもうかもしれないけれど、これができない人が意外といる)、そこはアピールしておきたいポイントでした。

2については、具体的な内容の話はここではできませんが、次工程に進む際に障壁となっている問題点や出戻りを防ぐために工夫したことについて、書きました。
まぁ、常々問題になっていて、上司がこうしたらできるのでは……と言っていたのを私が実際に形にしただけなんですが(おい)。言われたとおりにやっただけじゃなくて、上司に相談しながら自分でも工夫したし、少しは貢献したでしょう、と。それで実際仕事が上手く進むようになったんだし、私は(多少は)工夫できる人だよというのがアピールポイントです。

書き終わったらエージェントに添削をお願いしました。ぺっらぺらエピソードを2個連ねてdodaのエージェントに見せたのですが、特に問題はないと言われました。
リクルートエージェントの方は文字数の制限があったため削りつつほぼそのままコピペしたのですが、そちらでは特に触れられることがなかったです。

面接での自己PR

書類に書いたからには面接で訊かれるはず。

そう思っていました。実際は自己PRについて面接ではほとんど話していません。このぺっらぺらな内容では深掘りする意味がないと思われたのかもしれないし、面接官が興味をそそられなかったのかもしれないです。

ただ、大量案件のくだりの方について、「これって結局最初に顧客から提示された納期に間に合ったんですか?」って訊かれました。そっちに食いつかれるとは思っていなかった。納期厳守もアピールポイントになるのか!

最終的な納期には間に合った。納期を設定したり延ばしたりするのは営業さんがやることだったから、提示されたものだったかどうかはわからない、だけど間に合わないから延ばしてくれと営業さんにこちらからお願いしていた記憶もない、といった内容で回答しました。面接官が納得できる回答だったかどうかはわかりません。

(2024/09/06修正・追記)
面接でこの内容について話しましたが、よく考えると自己PRという形ではなくて「前職で一番達成感のあった仕事は?」の質問に対して、自己PRと同じエピソードを使用したため、上記の点に食いつかれただけでした。
記憶が曖昧で適当な記録を残してしまった。すみません。以後気をつけます……。

まとめ

立派なお仕事を求めている人には立派なエピソードがあった方がいいかもしれないけれど、普通にお仕事をするだけの人は普通に誠実さがわかるエピソードが2個あればいい。見栄をはると苦しいのは未来の自分だと思う。

新卒の就職活動はいかに自分が素晴らしいかをアピールすべきだったような気がするけれど、転職活動は企業との考え方のすり合わせでした。企業が求めている条件にマッチする人柄である、とわかるエピソードがあれば、特にキラキラエピソードである必要はないと思います。というか自己PRはそんなに時間をかけて内容を練る部分ではないです。

転職活動で重視されがちなのは、その人のスキルや経験なので。

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