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10年以上二次創作やってるおたくが初めて文庫同人誌を作った話 <後編>受注〜発送

半年近く経ってしまいましたが、これ↓の続きです。
読み返したら「後半は今月中に上げたい」と書いてあってひっくり返りました。すみません。次のイベントが次の週末にあるので、さすがにその前には終わらせよう…ということで、いろいろ思い出しつつ書いていきたいと思います。
※記事の内容は2022/2時点の情報です。

1.受注

今回は委託関係の手数料やジャンルの規模感から考えて、自家通販を選びました。
通販サイトは、匿名配送が使えて、なんとなく分かりやすそうなBOOTHにしました。サイトの見やすさ・管理のしやすさが素晴らしいと思います。

■イベント開始!受注管理

購入(支払いまで完了)・注文(支払い未了)・注文確定ごとにメールが来ます。
同時に自分も大量に同人誌を買うのでメールフォルダが大変なことになりました。メール整理がしんどそうだったので、件名にサークル名か「ご注文が確定しました」が入っているメールは、サークル用フォルダに自動振り分けする設定をしました。

イベント開始が21:00からだったのですが、だいたい0:00くらいには注文が落ち着きました。その後、即決済でない注文分(おそらくコンビニ振込等)の支払いが翌日朝〜翌々日夜までぽつぽつありました。
BOOTHは支払期限が「注文翌日から3日」と短いのですが、早めにお支払いいただける方が多くてスムーズに準備できました。ありがとうございます…!

満足するまでイベント会場を走り回ったあとは、たっぷり寝て(重要)、翌日昼くらいに注文一覧をCSV出力。匿名配送なので、もちろんCSVデータに注文者住所や氏名の情報はありません。基本的に注文番号で管理していくことになります。
ちなみにMacでOffice系を持っていないので、初めてNumbersで編集しました。仕事ではExcelを使っていますが、なんとなく同じ感じで使えたのでよかったです。
昼以降は、BOOTH店舗管理の注文一覧画面からデータにコピペして適宜更新していきました。

■発送準備

注文一覧の編集が終わったら、用意していたクッション封筒の見えるところに注文番号をはっきり書き、自分の確認用に商品名もメモしました。
ネコポスでの配送だったのですが、封筒はこれが使いやすくてとても良かったです。↓

その後、注文確定している分から、注文一覧と封筒を見て本を入れていきます。最後に注文一覧データ・BOOTH店舗管理の注文一覧画面・封筒のメモ・中身を全て再確認し、一致していれば封緘します。
本が2種類、ノベルティ2種類をランダム封入、サンクスカード、ブースト分はお礼メッセージ……と入れるものの組み合わせがいろいろあったので、結構神経を使いました。次はもっとシンプルにしようと思っていたはずなのに、おそらく来週も同じような苦しみを味わうことになりそうです。でもそれが楽しいみたいな気持ちもある。
(前回も書いたのですが、梱包は1冊ずつOPP袋で包みマステで余った部分を留める+ミシン目開封テープ付きのクッション封筒……というかたちです。)
封をしたものは注文番号順に並べておきます。何かあったときにお目当てのものを見つけやすいかと思って。

2.発送

あんしんBOOTHパック(匿名配送)のネコポスでの発送です。発送方法が3種類あるので全部試してみました。

■ヤマト営業所から

近くのヤマト営業所に行き、その場で送り状を作って窓口に出す方法
おすすめ:近くに営業所がある方、発送数が多い方

郵便局に持って行くときみたいに、本の冊数ごとに分けて、入れる紙袋も別にして、それをさらに番号順に並べておきました。……が、内容が同じかどうかとかは聞かれなかったので、もしかしたら不要だったのかもしれない。自分が混乱しづらいので、でもまあやっといてよかったかもしれない。
それなりの数を持ち込むので、空いてそうかな〜という平日14時ごろに行きました。行ったところは空いてました。
送り状を作るネコピットが一つしかなかったので狼狽えてしまいましたが、あんまり他のお客さんも来なかったのでなんとかなりました。他の人に譲りつつ、封筒と一致する注文番号のQR読み込み→送り状出力→商品番号と都合チェック→受付のお姉さんに渡す→発送通知を送る…を繰り返していきます。ちなみにQR読み込み時は外カメラだとすぐ読み込んでくれました。
数が多ければヤマト営業所からの発送がいいのかなと思いますが、それなりに時間がかかります。あと真冬だったのに汗だくになりました。結構しんどい。でもいっぱい送れるしお姉さんが優しかった。

■コンビニから

ファミマで申込券を出力してレジに出す方法
おすすめ:発送数が多くない方、レジで後ろに人が並んでいても慌てない方

平日16時頃に行きました。行ったところは空いてました。
ファミポートにQRコードを読み込ませると申込券が出力されるので、それをレジで渡します。申込券を入れるシール状の袋をもらえるので、その場で荷物に貼って申込券を差し込んで店員さんに渡します。荷物1つ1分くらいかな。
発送数が少しだとしても一定時間レジを占有してしまうので、時間は選んだ方がいいです。場所にもよりますが、朝8時台・昼12時台は避けるのが無難かと思います。
私はレジにいる時後ろに人がいると慌てまくってシール状の袋をなかなか貼れないくらいなので、向いてませんでした。でも行き慣れたコンビニで送れるのはやっぱり便利だなあと思いました。

■PUDOステーションから

街の宅配便ロッカーで送る方法。詳細は下記リンク↓
おすすめ:近くにPUDOステーションがある方、発送数が多くない方、楽したい方

QRコードをかざして、ロッカーに荷物を入れて、終わり。慣れれば15秒くらいで終わった気がします。びっくり。
朝8時にロッカーに入れて、12時までには発送されていました。
一度に送れる数は限られるし、設置場所も限られてはいるのですが、一番楽です。送り状を貼る必要もなく、後ろに人が並ぶ可能性も低く、ピッピッてしたら終わる……すごい……。

こんな感じで、とにかくPUDOが便利でイチオシでした。
ちなみに発送時にはBOOTHアプリにとてもお世話になりました。ページ遷移もなくスムーズで使いやすかったんですが、なんとサービス終了してしまいめちゃくちゃ残念です。

3.参考リンク

発送にあたり、参考にさせていただきました。ありがとうございました!

4.さいごに

何もかもが初めての体験でしたが、全部が新鮮で楽しかったです。
だらだらしているうちにまとめるまでに大分時間がかかってしまいましたが、上記体験を活かしつつ、より効率よく楽しく同人活動をしていきたいなと思います。
次は匿名転送のサービスを検討しています。もし余力があればそれも記事にできたらいいな。いいな……。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!