見出し画像

小説同人誌への道のり6(自家通販)

無事に即売会イベントを終え抜け殻になりつつも、当日行けないけど通販で…!と仰ってくださった方の為に、自家通販をしてみる。

何すればいいんだ…?(またか)

☆どのサービスを利用しよう

→【同人誌 自家通販】検索。
ほらねもう、私なんぞがわざわざまとめる必要はなく、うまく検索ができれば辿り着けるインターネット社会すごい。まとめてくださっている方に感謝。(しかも写真付き多数!)

・【はじめての同人誌通販】…BOOTHpictSPACEに選択肢を絞って解説してくれている。どちらがどんな人に向いているかとか、わかりやすい…!梱包の仕方から様々な対応までとにかく解説が懇切丁寧!

・【手軽に同人誌を自家通販する方法】…BOOTHに関して、ショップ登録から手数料の話から画像付きで解説してくださっている。

勿論、SNSを窓口にしてメールアドレスを据えて全て自分でやるという選択肢もある。告知、連絡、振込先、振込確認、宛先ラベルなんかも自分で作成して…発送かぁ…個人情報管理的にも自分は少し不安だな…。

誰が買ってくれたかなんて勿論伝えてもらえたら嬉しいけど、買わなかった問題で変な気を回すみたいなのが発生しても嫌だったので、全部匿名で送れるサービスを利用することにした。
買ってくださった方に楽しんでもらえればいいのだ。

pixivのIDを持ってる方が通販を希望してくださったのもあり、BOOTHが一番気楽だろうなと判断。→【安心BOOTHパックご利用方法

利用するサービスが決まったら、その説明に沿ってweb上に自分のショップを作る。
そのサイトさんの持っている土地にお店を広げさせてもらうイメージ。
→【BOOTHスタートガイドページ

ショップページができたら、次はこんな商品を取り扱っていますよ…と商品の登録をして、内容(ページ数/小説/属性/年齢向け/あらすじ・サンプルページへのリンク等)、値段(通販価格)、在庫数…と必要な情報を入れていく。

送料の選択のところで「あんしんBOOTHパック」を選び、荷物サイズを選ぶと送料が決定される。

ショップと商品の登録が済んだら、サンプルページやSNSでショップのURLをオープン(公開)にする。いらっしゃいませ。

あとは申し込みがあればメールで連絡をくれるので、発送に必要なものを揃えておく。

☆梱包に必要なもの

・PP袋各サイズ(水濡れ防止)
・厚紙など(折り曲がり防止)
・封筒(保護材付き)またはサイズに合った段ボール

最近はメルカリなんかのおかげが、梱包用品を売り場にまとめてくれているし「扱い注意」みたいなマステまで売っていた。
段ボールに規格まで書いてくれてる100均様様!
(厚紙の代わりに一回り大きな厚めのクリアファイルに入れてしまうという手もみかけた。皆さん頭を使って生きてらっしゃる)

ネコポス取り扱い規格

「角形A4サイズ(31.2cm×22.8cm)以内、厚さ3.0cm以内、重さ1kg以内」

https://www.notosiki.co.jp/blog/information/nekoposu-newsize/
(規格が、厚さ2.5cmから3.0cmに変わったそうです!2020年10月~)

本をPP袋に入れ、ペーパーやら特典も別のPP袋に入れて重ね合わせ、厚紙は本より大きくカットして入れた。
柔らかめの厚紙ならくるむこともできる。
とにかく本その他オマケが守れればいい。
今回は封筒にしたけど、段ボールの方が安心感があるしいいかも。


☆宛名書きと梱包

あんしんBOOTHパックの匿名配送をお願いしたので、宛名を書く必要はない。
なので、お相手は全てNo.表記しかされない!しかも番号も似通ってる…間違えないかものすごく不安。

なので、以下の情報を入れたチェックシート表をつくった
注文番号No.
・ユーザー識別コードNo.(ニックネームあれば)様
・頒布物のタイトルの横にチェック欄
・BOOSTの有無と特典チェック欄
・ペーパー封入チェック欄

作ったあと、注文詳細ページでその内容が合っているか確認。
間違いなくそのNo.の方からの注文はこれです、と1人読み合わせ。(これ、本当に作っておいて良かった…!)

BOOST↗︎特典なんて全く考えてなくて、BOOSTしていただいて初めてどうしよう!となり、文字だらけの本とペーパーにさらに文字を重ねるのもな…と思いつきで絵を描きだす。
まさかと思ってもそういった天使様がいらっしゃったので、考えておいたほうがいいのかもしれない。

匿名配送なのでこちらの情報も封筒に一切書く必要はないのだけど、それでも送信元がすぐにわかっていただけるように、サークルロゴを封筒に貼り付けた。

封筒に厚紙を入れ、または段ボールの空間をうめ、注文通りに頒布物を入れチェックシートに記入。
→封をする。
封筒にそのチェックシートをマステで貼っておく

※ネコポス配送票を貼り付ける時は、この注文番号でしか合わせられない。

☆発送

安心BOOTHパックご利用方法
ファミリーマート、またはヤマト運輸の営業所で送り状を発行】
(↑それぞれ、ファミポートの操作方法とネコピット操作方法のページに)

今回はファミマでやろうと思ったんだけど、専用袋って何?となり、事前検索…。
【あんしんBOOTHパック ファミマ】などで検索、画像検索をすると、目的の情報へ辿りつけた…!皆様ありがとうございます。

参考
→【「事前の確認が大切!」ヤマトで『あんしんBOOTHパック』を使ってみたら?】…イラスト付きでわかりやすく、ファミマでの操作説明は後半に。
→【BOOTHで販売!商品を梱包し『ネコポス』で発送してみた】…専用袋とやらの大きさがA5サイズだとわかった。大感謝。
→【あんしんBOOTHパックはヤマト営業所以外にファミマでできる】…手数料から梱包、郵便事故についても追記してくださっている。

平日の昼過ぎ、荷物を持ってファミポートへ!
(※どこのコンビニから処理したのかコンビニの住所が印字されているので、自宅付近など身バレに用心していらっしゃる方は注意かもです!)

boothの注文詳細ページにて、「二次元バーコードを発行する」ボタンを押して発行しておく。

ファミポートにて。
(boothのマニュアルの最初の方の選択肢はなく)「荷物を送る・受け取る」を選択。もしくは、いきなり「バーコードをお持ちの方」みたいなところを押す。

バーコードを読ませて(手動で番号入力でもOK)出てきた申込券なるレシートを店員さんへ

処理をしてもらうと、例の専用袋(荷物に貼るA5サイズの袋。裏面はシールになってる。これに配送伝票を入れる)と伝票を渡されたので、自分で伝票を袋に入れる

伝票には二次元バーコードが2個印字されていて、それが見えるように折って入れる。(2021年6月現在)
2個のバーコードの間くらいに「品名:書籍(事前に選べる):注文番号」が書いてあるので、自分の荷物に貼り付けたチェックシートの「注文番号」と合わせて、間違いなくその荷物にその伝票(を入れた専用袋)を貼る。(数が多く、人がいなかったのでイートインコーナーで作業させてもらった。次回は小分けも考える)

伝票を貼り終えたら、店員さんにまた渡すだけ。ヤマトさんに渡してくれる。

発送が終わったら、注文一覧ページから発送連絡ボタンを押してメッセージを送る。
あとは無事に届くのを待つのみ…!
翌日に届いた方なんかもいたようで、すごい世の中だなぁとしみじみ。
ブクマでお名前を見かけた方なんかは、もうすでに内容を知っているのに…お手元に置いておきたいと言ってくださったという事…?(嬉泣)
到着報告をくださる方は皆さまお礼を伝えてくださるのだけれど、本当にこちらこそです感謝感謝…。

しかし今回、新しいことをするにあたって、自分は検索してばっかりだったけどその都度、写真付きで丁寧に覚書きされてる方を本当に尊敬した…!
そういった丁寧な先人たちのおかげで一通りどうすればいいのか流れがわかってきた後人がここにおります。

本当に本を作ってよかった。
本棚を眺めるのがこんなに幸せだなんて。
紙も、インクも、仕様も、全く違う視線で見たら本棚の存在感がすごい。世界が詰まっている。

次はどんな装丁にしよう…♪
きっとコピー本だって、装丁次第で素敵な手作り作品が作れるはず。
自力で小口染めとかやってみたい。(きっとまた体験をまとめてくださっている方がいるはず…!)

自分の本ができるの本当に感動するし、嬉しいし、いいことしかないから皆さん是非作って…!!!!!
作ってみたいなってちょっとでも思ってる方は絶対作るべきだと思う!!!!!


こんな文字だけの記事でも読んでいただいた方がいらしたようで…!お付き合いいただきありがとうございました。
無事に初めて本を作ることができて、即売会イベントにも参加することができました!!!

装丁は次の記事で…(#^.^#)
道のり終わり…のつもりがおまけにつづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?