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リアル..雨の日のジェラート屋ってどうなの?

このブログは、これからジェラート屋を開業予定の方、または開業して間もない方に向けた記事です。

こんにちは

夫婦で小さなジェラート屋を経営している
ヒザシ夫婦と申します。
ジェラート屋を開業して3年目。

今回は雨の日のジェラート屋ってどうなの?
ジェラートは雨の日に売れるの?

この辺りを書いてみたいと思います。



雨の日はお客さんが来るのか?

単刀直入に雨の日はお客さんが激減します。
特に、私たちのお店は駐車場からお店まで50mほど離れているので、尚更、雨の影響は大きいです。
他のジェラート屋さんのInstagramを見ても雨の日は臨時休業をしているお店もあります。
裏を返せばお店を閉めた方がいいくらい影響があるということです。

ここで、2通りのお店の在り方について考えてみます。

①毎日作りたてを用意しているお店の場合


これは、私たちのお店と同じく毎日作りたてのジェラートを用意しているお店です。
晴れの日も、雨の日も関係なく毎日ジェラートを製造します。
しかし、雨の日に作るということは来る可能性の少ないお客さんのために、ジェラートを製造しなければなりません。
当店では雨が降っても、ご来店されたお客さんのために、最低でも5フレーバー以上は用意しています。
ジェラートを製造するということは、材料費もかかりますし、人の労力も大きいため、製造者も販売者も身動きが取れなくなります。
その負担を考えて作る必要があります。
一方で、今日はどう考えてもお客さんは来ないと判断をした場合、スパッとお店を休むことができます。

②作り置きをしているお店の場合


製造する日としない日をどのように分けているのかはお店によって異なりますが、雨の日は前日の残りだけで対応をするなどジェラートを製造する負担は少ないように考えられます。
しかし、ショーケースに置いておける日数にも制限があるのでお店を開ける必要性が高くなると思います。

ジェラート屋さんを検討する際は、毎日作りたてを用意しているお店と、作り置きをしているお店が、雨の日にどんな戦略をとっているのか見てみるのも学べるポイントだと思います。


雨の日にできること

私たちは、雨の日も基本的にお店を開けています。
お客さんが少なくて、時間的に余裕があればお客さんにもっと喜んでもらえるようなフレーバーを考えたり、お店としての戦略を2人で練っています。
さらに、インスタグラムの写真を撮ったり、文章を書いたり、買い出しに行ったりなどなど意外とやることが多いです。
他にも、製造室の掃除やPOPの作成などなど・・・あげたらキリがありません。


雨の日の対策

前述した通り、私たちは雨の日でも基本的にお店を開けています。
なぜかというと、季節の限定フレーバーの予約が入っていたり、近隣が住宅街なのでフラッと寄って行かれるお客さんがいらっしゃるからです。
それでも、晴れの日に比べたら売上は激減します。
それでは雨の日の売上対策をどうしているのかというと、

答えは「ない」です。

私たちはコーヒーを用意するとか、目の引くフレーバーを作るなどたくさん対策をしてきましたが、いまだに雨だけには勝てません。
もし、素敵な戦略があったら教えてほしいです。

なので、ジェラート屋を検討する際は雨の日の売り上げも考えてマネジメントをして行かなければなりません。
6〜7月は暑いから売れると思っていても、梅雨が長引けば思ったようにはいきません。
雨の日はジェラート屋にとって静かな1日です。

皆さんにとって参考になれば嬉しいです。

店舗情報はこちらの記事にあります↓


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