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ジェラート屋の調理器具

このブログは、これからジェラート屋を開業予定の方、または開業して間もない方に向けた記事です。

こんにちは
夫婦で小さなジェラート屋を経営している
ヒザシ夫婦と申します。
ジェラート屋を開業して3年目。

今回はジェラート屋に必要な調理器具について書いてみました。

メーカーから取り寄せが必要な
ジェラートマシーン、ショーケース、ショックフリーザー等を除いて、
細かな器具として何が必要なのか?
また、それらの器具がなぜ必要なのか、
器具の中でも何がおすすめなのかなどのポイントも書いてみました。

皆さんの参考にしていただけたら嬉しいです。


ボール


大きいボール


ジェラートミックス(砂糖など)を混ぜたり、果物を消毒したりするときに使います。
他にも切った果物を移したりなど用途はたくさんあります。

POINT
2つあった方が同時にいろんなことができるのでお勧めです。

小さいボール


写真には載せていませんが、当店では12個あります。
砂糖や脱脂粉乳などを大きい袋から取り出す時に使ったり、チョコレートを溶かしたり、ジャムを作ったりこちらも用途はたくさんあります。

POINT
チョコレートやジャムを作る頻度はたくさんあるので、熱を加えるような時に使うボールはちゃんとしたものがおすすめです。
なぜなら、安いボールは熱を加えてしまうと、底に穴が空いてしまう可能性があるので、そこはケチらずにしっかりしたものを買いましょう。
当店は無印で購入しました。

5リットルピッチャー



ピッチャーはジェラートミックスを混ぜ合わせるときに必須の器具です。
1日作る分のジェラート数+ αで揃えておきましょう。
POINT
サイズや種類は全て同じものがお勧めです。
何故かと言うと、すべて同じ重さにしておくと何かパウダーを入れ忘れたときなどに重さの比較で見つけることができるからです。

はかり



当店では、10キロまでのはかりと2キロまでのはかりを使っています。
10キロまでの測りは、ジェラートミックスを作るときに使います。
2キロまでの測りは、ジャムやチョコレートなど微調整が必要な材料を測るときに使います。
両方あったほうが何かと便利です。

糖度計


自然の食材で、ジェラートを作るときはその食材の糖度を測る必要があるので必須です。
POINT
パッと見やすいようにデジタル表記のものがお勧めです。

ハンドミキサー



当店ではbamixのm300を使っています。
これで充分に、ジェラートミックスを混ぜ合わせることができます。
しかし、家庭用として作られている製品のため、壊れやすいのが難点です。
オープンして3年経ちますが、現在3本目です。
メーカーに頼んだら業務用のものもあるようなので、こちらは調べていただけたら良いのが見つかるかもしれません。

ミキサー




当店ではバイタミックスを使っています。
以前は家電量販店にあるような小さなミキサーを使っていたのですが、半固形のものを混ぜ合わせる時などパワー不足を感じたため、バイタミックスに買い替えました。
バイタミックスは、混ぜるパワーやスピードの微調整など容易にできるのと、洗うがとても簡単なのでオススメです。
欠点としては通常のミキサーに比べて大きいので置き場所に困ることと値段が高いです。

ジューサー



主に柑橘系のジェラートを製造するときに使用しています。
ソルベだけではなく、果汁が必要な時なども簡単に絞ることができます。
POINT
当店では特にこだわりありませんが、大きくカットした果物が入るように投入部分が大きめのものを買いました。
それがとても使いやすいです。

その他、調理器具




白い大きいヘラはジェラートマシンを購入したらついてきました。
これでジェラートをマシンから取り出しています。
小さいヘラはジャムを作ったり、チョコレート混ぜたりマシンにジェラートミックスを投入するときにかき集めたり、いろんな場面で使うことができます。
POINT
小さいヘラはヘラ部分と持ち手の部分が分かれてるものがありますが、汚れがつきやすいので、一体型のものがオススメです。当店は無印で購入しました。

いかがだったでしょうか?

まだまだジェラード製造に使う器具はありますが、そのうちの1部をご紹介しました。

皆さんの参考になれば嬉しいです。

店舗情報↓


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