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山に入ること

note に何を書いたらいいのかと
考えていたのですけれど
私そのものを表現するための
窓のひとつと思えばいいのかなと。

なので、とりとめもなく
日々思ったことを綴っていきます。

私はいつ頃からか
山へ訪れることをはじめました。
特に目指すものがあるわけでもなく
山へ入ることが好きになったようです。

先日も雪の積もった山へ入りました。
何度か登ったことのある山だったので
あまり警戒せずに初めての道を選んだ挙句、
まあまあ進んだところで
道を間違えていることに気付きました。
最近は便利な山地図のアプリがあるので
それを頼りに不安が芽生えつつも進みました。
道なき道、ではないけれど
なかなかの勾配と雪ゆえの足元の不安が
気持ちを焦らせます。
ある意味、その焦りがあるから
身体を動かし続けることができたんだろうな。
滑りながら四つん這いにもなりながら
必死で登り続け、なんとか本道へ出たのですが。

何度滑っても、木に手を伸ばせば先へ進むことができる。
雪の、土の、感触に集中して一歩一歩進めていく。
あの感覚は
そのときしか感じられないけれど
とても、気持ちがいい。
身体には余韻だけが残っている。

そして
そんな中でも
青空が見えて陽が差していることの安心感はすごい。

無事に登頂して
てっぺんの神社へお参りし
お神酒をいただき
帰りは安全な道を駆けるように下りました。

感覚を集中させることの
あの気持ちよさは
演奏のときとも似ているような気がする。

ともあれ、無事に帰られてよかった。
本当に。

2022年の 志 のひとつに
自分に集中する、ということがあります。
山へ向かうのも自分のため。

その一環で SNS からも離れようと思いました。
そして、note を始めてみたんですけどね。

ところで私は
山も好きだけれど、海も好きです。
山の曲はないけれど、海の曲は多いんです。

海の話は、また今度。


シラハタショウコ


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