見出し画像

RPAとアウトライナー

この記事はわたくしセムが主宰するUdemyアウトライナー講座の受講生に向けて書かれたものですが、アウトライナーに興味のある方であればどなたでもお楽しみいただける内容となっています。

最近はRPA(ロボットによる事業プロセスの自動化)も注目され、RPA女子なんて言葉も出るくらい、注目を得るようになってきました。

業務を自動化しよう! 思った時にまず一番にやるべきことは、作業の手順をひとつひとつ書き出すことです。「手順を書く」簡単なようで、やってみると意外と難しい作業です。しかもその作業をやっていないときに思い出しながら手順を書き出すのは至難の業。自分にとってはスルーするような小さな作業さえもロボットにはちゃんと教えてあげないと、現場の人間と同じ作業クオリティを生み出すことはできません。このように「手順の具体的な言語化」はRPAプランナーにとって重要な作業です。

RPAプランナーにこそ、ぜひ使ってほしいのがアウトライナーです。アウトライナーの最大の特徴は「書き出す」作業と「整理する」作業を分けられることです。ガーッと思いつくままに書き出し、後から順序や優先順位をつけていくといった運用が可能になります。書きながら整理するのはごはんを食べながらマラソンをするようなもので、頭に大きな負荷をかけます。そこを分けてやることで、書き出す作業に集中できるようになるのです。

書き出す作業にしても、その作業をやっていないときに思い出しながら書き出すよりも、作業をしながらひとつひとつ記録していったほうがスムーズです。各手順を記録として並べ、あとからより効率化するにはどうすればいいか、ということを考えればいいのです。

このように、はじめての作業はリスト形式で記録→順序や手順を改善→次にリストを使ってさらに改善点を見つけるということを繰り返すことを繰り返したところ、本業ではない手続き系業務の時間を短縮し、本来の業務に時間を割けるようになりました。このスキルを私は「経験を財産にするリスト行動管理術」と呼んでいます。好きが高じてUdemy講座まで作っちゃったので、興味がある方はこちらをぜひ見てみてください。

読んでくれてありが豆m(_ _)m よりよいコンテンツ作りを目指していきます。