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ep.6ネパール1週間目

どうも〜最近ネパール料理の魅力にハマってしまったすらんです。

さて、今私はサイをはじめとした動物と環境の保護のボランティアをするためにネパールに1ヶ月きております。
そして1週間が経ったので日記がてら書いていこうと思います。

1日目:ネパール到着

まず初日は首都のカトマンズについてそこのホテルで一泊しました。
たださすが首都だけあって人も車もバイクも犬も店も多い多い。眩しくて怖くて、一瞬恐怖がよぎりました。笑
でもずっと車移動やったんで安全(?)でした。

そんでその日は一泊して。次の日に活動場所であるチトワン国立公園の近くのホテルに移動しました。
ヒマラヤを横断する感じで5時間、山を降りて2時間くらいの移動です。長った。
ヒマラヤも私が思ってた感じと違って、普通に人住んでるし、店もあり、ガソスタもあり、ですごく発展してました。雲がかかってる時もあって寒かったですけど。

山を降りると森の外周っぽいところを走ったんですけど、シマウマ注意の看板がたくさんあって興奮しました。
この辺しまうま出るんだ〜〜〜〜わ〜〜〜〜って。それまでは家庭動物とか野良動物しか見かけなかったんですけど、そこで初めて野生動物の存在を認識して、共存してるなって感じました。

そして、なんやかんやでホテルにつきました。
その日はとくになにも活動せず、休みでした。土曜だったしね。
めっちゃ綺麗な部屋に景色にきて良かった、ってめっちゃ思った瞬間でした。

ホテルの受付

2日目:活動拠点到着

で次の日。ちょっとだけ野鳥調査行きました。
私一人にコーディネーターAさん、現地スタッフAさんの二人とか言うVIP待遇。笑。
ホテルの周りを歩いて鳥を見たりしました。本格的には始まってないのでメモとかはせず、見るだけでした。
というか私がメモしないといけない、ということを全く理解していませんでした。ごめん。

そんで夜に別のボランティアさんが7人到着。すでに3週間別の場所で活動していたらしく、みんな友達になっている状態。
わお……
みんな優しい人たちなので話しかけてくれるんですけど、自分の英語力からも友達、と呼べるまでは至れなさそうでした。寂しいね。
けど、なんやかんやいいながらも楽しい雰囲気は共有できているので私も楽しいです٩( 'ω' )و

一ヶ月間のわたしのおうち

3日目:ジープ!!!

3日目。本格的に活動開始!!!
ジープって軽トラの荷台に椅子を取り付けました、みたいな乗り物に乗ってチトワンの保護区の中をぐるぐる。
当然(?)シートベルトなんてついてないので、動き始めた時は落とされないか不安でしたが案外大丈夫なのね。揺れるけど自分やものが落ちるほどではなかった。良かった。

で!!!!!!!!!ついに!!!!!!!サイ見れた!!!!!!!!!!
しかも新しく見つけるサイだったみたいで自分たちで名前をつけていいよ!とのこと。そんな興奮する展開ありゅ????
ちなみにこの保護区の中にサイは500頭ぐらいしかいないらしい。ただ俺には多いのか少ないのかわからん。

あと、立派な角を持った鹿やメス、子供の鹿もたくさん見た。多分3時間のうちに50頭くらいは見たんじゃないかな。めっちゃ可愛かった。
私はあんまり日本で鹿を見たことなかったし、唯一持ってる鹿との思い出が鹿せんべいを持ってるせいで追いかけられた記憶なのでむしろビビる分類だったんですが、久しぶりに見たら可愛すぎてビビる気持ちもどっか行きました。
というか追いかけられたのって、まず鹿せんべい持ってた私が怖くて走り出したのが原因なんで私がビビるのもお門違いなんですけどね。鹿さんに全力土下座の気持ちを伝えておきました。

そしてそして、虎!!!!、、、、の足跡を見ました。
なんでも虎はサイより少なくてほんまに運がいい人しか出会えないとか。帰るまでには見たいな〜〜〜と思っているのですが物欲センサーが発動した者負けなのであまり考えないでおきます。

他に見た動物をさらっと書いておくと、猿、ワニ、孔雀、いろんな種類の鳥ですね。ただ何かを語れるほどはっきり見れなかったので割愛。

みれた〜〜〜!

4日目:歩いて野鳥調査

4日目は拠点の近くを歩いて野鳥調査でした。
2日目にやったことを本格的にやった感じですね。
多分3時間くらい歩いてたんじゃないかな〜。平坦な道なので足への負担は少なかったけど、日が照ってて体力は持ってかれました。ふぅ。
で、野鳥調査なだけあってたくさん鳥を見たのですが、全部英語名な上、私は目が良くないのでどんな姿でどんな名前の鳥なのかはいまいち覚えられず。
ただその時のメモがあるので貼っときますね。

Beya weaver41
House sperrow28
SPOOTED DOVER6
black drongo27
Jungle mayana5
Common pigeon29
Bulbul3
rufous treepie2
Oriental magpie robin2
White wagtail1
White browed wagtail2
Asian pied starling14
White british waterhend3
Rose-ringed parakeet5
Grate tit1
gray breasted prinia11
Scally breasted munia16
Indian pond 4
Pied bush chat1
White throated kingfisher 6
Plum headed parakeet11
White throaed fantail1
Green beeter6
Black hooded oriole1
Alexndrine parakeet1
Gray back shrike1
Plain martin6
Red naped ibis 1
Tigaflycather 1
Cattle egeret30
Common taylor bard1
Ashy prini4
Long tailted shrike1
Common kestrel1
Common chiffchaff1
Paddy filed pipit2
Bengal bush lark1
Olive backed pipit1

完全自分用だし時々綴りがおかしいと思いますがご容赦。
とりあえず3時間でこんな多くの種類の鳥を見れたよ、ということが伝わればいいかなと思っております。
この時は英語に、歩くのに、理解するのに、ついていくことに必死でバードウォッチングの良さが分かってなかったんですが、後々わかって行きます。
ので今はちょっと簡潔にしておきます。

そんで午後はなんの種類を何時に何匹見たか、ってデータをエクセルに入れていくんですが、それが終わり次第バレーボールをしていました。
私に気にしてくれているコーディネーターBさんが親戚の歳の離れたお兄ちゃん感のある人なんですが、「バレーボールやるけどくるよね!?楽しいよ!!」みたいな雰囲気で話すもんなので断りづらく(((、行きました。
けど行ってみると地元の子供がいて、私たちのバレーボールをやりたそうに見ていました。
なのでコーディネーターAさんに確認をとり、その子達と遊びました。めっちゃ楽しかった。
やってることはシンプルでボールの投げたり、蹴ったりでパス回ししたりしてただけなんですが、ほんとキラキラした目で楽しそうに私の相手してくれてこっちもついつい体力を使いすぎました。
私が動物に出会う前、漠然と持っていた夢が「途上国で子供とサッカーする」だったのでまさかここで叶えられて、至福のひとときでした。
ただ2歳児二人、小学校低学年4人の相手を一気にするのはもういいかな…疲れすぎた、笑
近くにたまにバイクが通る道があって神経も使ったわ、。ばか楽しかったからいいんだけどね!!!!!

かわいいね

5日目:ボート

5日目はボートに乗って水辺の鳥やワニの調査に行きました。
ボートっても船頭と船尾にそれぞれおっちゃんがいて漕いでくれた感じでした。おっちゃんたち腕の筋肉すごいんだろうな…

てかボートに乗る前もおもしろいものを見て。
バッファローの群れが川泳いで横断してるんです。
ご飯を求めて別の場所に行くため毎日渡ってるらしい。あ、家畜化されてるバッファローね。迫力がすごかった。
20頭ぐらいいたと思うけど、その数を引率する飼い主のおばちゃまもすごい。
ここきて考えさせられることの一つなんだけどさ、家畜動物がグループで移動している時に、他に気を引くものがあってグループを外れる動物っているじゃないですか。その時に、グループに戻るよう誘導しなきゃいけない。
私が日本の食肉センターで豚を電撃ショックの機械に誘導する時に見たのは、電気が流れてる棒でお尻を叩いて誘導してた。
ただ電気が強いんだろうな、すごい豚がないてて。
けど、そのバッファロー引率のおばちゃまもそうなんだけど、ネパールの人が家畜を誘導するのに使ってるのはその辺に落ちてる木の枝なの。電気なんて流れない。けど、バッファローとかヤギとか家畜動物はいうこと聞いてるんだよね。
だから日本で、誘導のために電気を使う必要はあるのか、必要以上の痛みと恐怖を与える必要があるのか、ってすごい考える。

もちろん日本の食肉センターの豚はこれから怖いことをされる、ネパールの家畜動物はこれからやりたいこと(食事)をする、って認識の違いはあると思う。
それでもなんか、どうにかできるんじゃないかって。
これ以外にもそうなんだけど、先進国の人間の需要に応えるための動物の利用と途上国の自然に沿った動物の利用。って違うところが多すぎて、自分の価値観をぶっ壊されます。いい意味で。

で、話を戻してボートですね。
ボートも3時間くらいだったかな。水の上をゆらゆら揺れながらたまに上陸して足跡見たり。
とにかくアヒルがめっちゃいた。めっちゃ可愛い顔してこっち見てんの。すき。笑

んで川辺は砂浜なのでたくさんの足跡が見れました。
虎、サイ、ワニ、鳥、猿。あと人のゲソコンね。足跡だけでも見てるとめっちゃ楽しいね。足跡って一括りの言葉で表していいのかわからんくらい多様。
虎はでかい猫の足跡って感じだし、サイはでかい丸にミッキーの耳が4つついてるみたいな、ワニはお腹を引きずった後だし、鳥は三叉だし、猿も人と似てるけど土踏まずあたりの形が違うし。足跡にセメント流し込んで持って帰りたい。(?)

あとねー、ワニは足跡だけじゃなくて本体も見れたよ。
コリアンクロコダイル、って言ってたから韓国の種類だと思う。それが5匹、モントリークロコダイル(多分)が1匹、ブッシュクロコダイルが1匹、3種類のワニを見ました。(私には違いがわからない)
ただ話聞いてる感じ、コリアンが一番多かったので、多分一番多い種類なんやと思う。

あとこの日は木を植えました。
荒れたとこに植えたから緑を増やそう!Yeah!ってテンションだと思う。
くわで穴掘って、肥料混ぜて、苗置いて、土被せて、水をやる。これをボランティアが順番で3週、だから20強分植えました。
はじめはみんな新鮮な気持ちでやってたんで楽しそうだったけど後半はみんな疲れもあって、スタッフさんがやってくれた。ありがとう。

ボート
とり

6日目:ジャングルワーク

6日目はゴミ拾いからスタート。
この日が俺が参加してる団体の記念日かなんかで、その関係で川辺のゴミ拾いをしました。お菓子の包装からサンダルからビンやら拾っても拾っても落ちてた。俺の視点からだけ見ればやりがいあって楽しいんだけど、ここでゴミ拾いするまでもたくさんゴミの山やポイ捨てしてる人を見かけたから簡単には解決できない重大な社会問題だなって思った。
日本は綺麗な国だからいい、とかじゃなくて、なんかこう、その国だけの問題じゃなくて、先進国も協力してなんとかしないと改善しないんじゃないかな〜と。
極端な話、そのゴミを食べた動物が死にました、それが続いてある種が絶滅危惧種になりましたとかって考えたら、その国だけの問題じゃないしね。

そんでゴミ拾いした後は森の中をひたすら歩いた。
これも鳥がメインでしたね。けどいままで見たことない鳥が見れました。
俺のお気に入りはカラフルなインコと黄色と黒のウグイスです。
名前はGoogleレンズによるとカラフルインコがコセイインコ、注意カラーウグイスがニシコウライウグイス。ほぇ〜。

この日も日が照照てあっつかった。けど洗濯した日だったからよく乾いてくれて最高の日だった、笑。

カラフルインコちゃん
注意カラーウズイスさま

7日目:休日、ハイキング

早くも1週間が経とうとしてる7日目。
もともと休日だったんだけど、ほかのボランティアさんの都合で別日のが繰り上げでハイキングになりました。
明日は丘登るよ〜〜!って言われていらすとやにありそうなルンルンのピクニック想像してたら標高1700mの丘で登り2時間下り2時間だよ〜〜〜⭐︎だって。むりむりむりむり。笑

しかも実際行ったら登り3時間、下り3時間って言われました。増えたんですが????
結局私の体力は持たず中腹でステイしてました。けど2時間くらい、多分半分くらいは頑張ったんだよ、これでも。
ただ中腹でも全然景色綺麗だし、鳥とか珍しい鹿とか見れて楽しかった。他にステイしてたボランティアさんとかスタッフさんとお話しできたし。
途中銃の音が聞こえた時にはビビり散らかしましたが。
スタッフさんには「銃の音だから気にしなくて大丈夫だよ〜」って言われたんですが、いや銃だから気にしてるんですよこちとら。

あとあと聞くと、趣味で狩りしてる人がいるらしくて、多分その音ですね。
ただ狩りも簡単にできるわけじゃなくて、銃を持つのに厳しい免許もいるし、この時間、時期は大きな音を立てての狩りはだめとかいろいろ定められてるとか。

夜は初めて外食しました。
パスタ食べました。ネパールでいうパスタはスパゲッティではなく、ショートパスタがでできます。
なので夜食べたのはおそらくシェルというパスタです。トマトソースが絡まっててパクチーが上に乗ってました。辛かったけどいい塩梅で美味しかった。
あと生野菜を長らく食べてなかったので、グリーンサラダたるものを頼みました。
どんなドレッシングでも受け入れるぞ〜!って思ってたらそもそもドレッシングじゃなくて塩でした。2種類の塩がついてて、それをつけながら食べる感じ。美味しかった。パスタが辛くなった時にサラダ食べると中和されて、我ながらこのコンビで頼んだの天才だと思ったね。
それと、念願のラッシーを飲みました!!!!!しかもマンゴー味!!!!めっちゃ美味しかった… 全然日本のネパール料理屋さんで飲むのと同じ味でした!帰るまでにあと5回くらいは飲みたい。

丘からの景色
写真汚くてごめんね

1週間目終了!

そんなこんなで1週間が終わりました!!
ネパール訛りの英語が聞き取れず困惑しながら始まったネパール生活。
1週間経つとなんとなく聞き慣れてきて、楽しくなってきて、もっとここにいたいと思うようになりました。
目にする文化、言葉、様式、何から何まで目新しくてわくわくして、すごく濃密な1日、だけど早い1週間。
あと3週間しかないの信じられん。延長したい〜〜〜〜〜〜〜〜〜。って早いか。

あとすごい私ごとなんですが、コーディネーターAさんと現地スタッフAさんが推しになりました。コーディネーターAさんは妹がいそうな、ってか確かいるって言ってたな、兄貴ってよりおにいちゃんタイプ。現地スタッフAさんは反対で懐っこい弟タイプなんですよ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!しかもはじめは人見知りするけどすぐ心を開いてあとついてきそうな感じ!(完全な偏見です)
この二人がネパール語で笑い合って話してる姿を見るのが最近の楽しみです。やっぱ推しがいないと生きる活力湧かないからね!!!!!!

はい。笑。
こんな感じで楽しく過ごしております。
あと3週間もっと密度高く過ごすぞ〜!!!

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