自分が情シスになるまで

まずは自分の経歴というか、ヘルプデスクから情シスとして
歩き始めた経緯から書いてみようと思います。
ほぼ自分語りなので苦手な方は他の記事からお読みください。

私いとぅは新入社員としていわゆるITアウトソーシングの会社に就職し
客先常駐として某公的機関のヘルプデスクをやっておりました。
この時のユーザがまぁ千差万別でして
良くも悪くもユーザの振り幅への耐性を学ばせていただきました。
また、ヘルプデスクとしての基礎部分についても
ここで骨子が形成されたという意味では今は非常に感謝しています。

そのサイトの引き上げが決まり
次のサイトは某商社のヘルプデスクへ配属されました。
こちらでは最初一般ヘルプデスクだったのですが
途中から基幹システムヘルプへ配属変更する事になります。
ここで初めて『業務』というものを意識するようになったと思います。

基幹システムヘルプデスクとなってからは
物流、会計、財務、為替、経費精算と色々な内容に携わりましたが
こと会計が苦手で為替、経費精算ばかり担当していた気がします…。
今思えばこの時にもっと真面目に会計やっておけば…と悔やまれますが
この経験が情シスとして歩き始めるきっかけではあったかなと思います。

基幹システムヘルプデスクを数年続けた後またもサイト解散の危機があり
27歳の時に何となく感じ始めた将来の不安から転職を決意しました。
今思っても漠然としすぎた転職で正直悪手でしかなかったのですが
世の中捨てる神あれば拾う神ありで
基幹システムヘルプデスク時代のツテで何とか就職することができました。
就職先もいわゆるITアウトソーシング会社でして
次の常駐先としてアサインされた先が今の就職先だったりします。

現職場には業務委託として常駐した際は
元々ヘルプデスクとして召集されたのですが
基幹システムヘルプデスクをやっていた経験から
たまたま刷新中の基幹システムのプロジェクトへ参加させていただいたり
就職させていただいた会社自体もスタートアップに近い状況で
自分の給料を増やす=会社の利益上げる必要があるという
当たり前のようで意外と忘れている事実を考えさせれる機会が多かったのは
自分にとって第二の転機だったと記憶しています。

そんな非常にお世話になった前職の会社なのですが
ヘルプデスク以外に色々と社内システムの改善業務が増え始めた頃
情シスとしてもっと動いてみたいという衝動を止めることが出来ず
30歳目前にして不義理を承知で現職に社員転換をお願いする事になります。
そんな中、うちの社員なら社員転換させたくなるのは仕方ないと
快く送り出してくれた前職の社長には今でも感謝の念しかありません。

そんなこんな経緯を経て今情シスとして歩いている自分がいる訳ですが
客先常駐業務やヘルプデスクの経験は非常に良い武器になると思える事
逆にそればかりしていた事で30歳目前までこんな事も知らずに
仕事してきたのかなんて事も多数ありましたので
そんな経験を少しずつ記事にしていこうかなと思います。

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