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【購読者向け】パンツはNGでいじめはOK? リメイク版『ライブアライブ』の「時代による表現変更」がどうしても気になる

リメイク版『ライブアライブ』は原作をなるべく忠実に再現した作品で、同じゲームを高品質で作り直したという意味では高く評価される作品です。

一方で、一部の表現が変更されています。もともと1994年の古い作品ということもあって、倫理観・時世もかなり変化していますし、海外展開することも考えると変えざるを得ないのでしょう。

IGN JAPANのレビューにも書きましたが、具体的には以下のようなものが変わっています。

・パンツ、下着などのアイテムの名称変更
・酒の差し替え(実質的な削除)
・暴力表現がマイルドに

このあたりは納得できるのですが、しかし「時代に合わせるのであれば、変わってなくてむしろ意外だな」と思った要素がありました。それは「いじめ」のイベントです。

というのも『ライブアライブ』には、実在の人物を題材にしたいじめのイベントが残っているんですよね。

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