【購読者向け】ゲーム文化が発達するほど「雑なノスタルジー」が増えるだろう
テレビ東京の『ポケットに冒険をつめこんで』、見ましたか? なかなかどうしようもないドラマですね。
1話でもう続きを見る気をなくす内容で、これはなかなかつらい。
とはいえ、致命的にひどいわけではなく、登場人物の衣装・メイク、あるいはカメラワークなどは正常で不快ではないレベルであり、ゆえにけなすのもおもしろくないという困ったドラマでした。アイドルファンだけが見ればいい番組ですね。
『ポケットモンスター 赤・緑』をひさびさに遊んだ主人公が仕事でも成功していくという話なのですが、主役の方は『ルビー・サファイア』世代ですし、「ポケモンの主人公を意識しているのかいつもキャップを被っている」(そのくせジム戦では外す)という問題ありすぎな設定が満載です。
ただ、おそらくビデオゲームが文化として成長するにつれて、こういう“雑なノスタルジー”が増えてくるんだろうなとも思います。
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