見出し画像

事業創造デザインプログラムとは

こんにちは。SSDCチーフデザイナーの北村です。

今回はSSDC(Social System Design Center/一般社団法人 社会システムデザインセンター)の提供している「事業創造デザインプログラム」の紹介をさせていただきます。



■事業創造デザインプログラムとは

事業創造デザインプログラムは、「社会を豊かにする事業の創造力」を身につけ、実際に生み出していくための実践型プログラムです。

世の中にイノベーションを起こしている事業化が活用している手法を使い、アイデアを検証して事業計画を作り、事業化するまでの一連のプロセスを、実践を通して学んでいくことができる内容になっています。

画像3

プログラムの中で特に大事にしている部分は、(多くの人が求めている)社会課題の解決策に気づくことができる「起業家の感性」と、課題を的確にとらえ整理・分析できる「ロジカルな思考法」とをバランス良く身につけることです。

プログラムは「Basic」「Advanced」「Master」の3コースからなり、徐々に熱量を高めながら進んで頂けるような構造になっています。

スクリーンショット 2021-06-23 11.43.03



■事業づくりで大切な視点~「企画の原点」

社会課題を解決する事業でも、目の前の誰かの困りごとを解決する事業でも、共通することがあります。

それは「誰の」「どんな課題を」「どのように解決したいか」「なぜあなたが」「なぜやるか」。あなたはこれら「企画の原点」をしっかりと説明することができるでしょうか?

画像6

SDCでは、困りごと当事者の気持ちに共感したり、求めていることを突き詰めて問題提起してから、MVP(Minimum Viable Product:検証可能な最小限の製品)の作成を行い、ユーザーヒアリングを行いながらPoCを行っていきます。また一方で、「どんな社会をつくりたいか」といったビジョンも問いかけていきます。



■課題に気づき、そこにビジネスの芽を感じるために

人の課題に気づくためには、まず自分の課題を認識し、言語化し、課題解決のアイデアを明確にするところから始めます。ペルソナ、カスタマージャーニー、ビジネスモデルキャンバスといったツールも活用します。その過程で、チーム内、チーム間でフィードバックを行いながらその精度を高めていきます。

画像7

自分の課題を人に伝えるのには、すごく勇気が必要だったり、うまく伝わらないことが多いです。人の力を借りたいこともあります。できない悔しさなどに気づいたりすることも、とっても大事な体験です。

そうしたことの繰り返しの中で、実際の課題に立脚し、ビジネス化できる事業アイデアのつくり方を体得していきます。

参加した方は「自分の新たな一面を発見できた!」とワクワクしながら振り返る方も多いです。

画像4



■実践を支えるための手法・理論

SSDCの提供する事業創造の方法論は、「デザイン思考」や「ジョブ理論」を使い課題・二ーズ探索を実施し、「Lean Startup」手法により最小限の製品をつくり、素早く形にしていくものです。
最先端のイノベーションプロセスに沿って、早期に具体化することで、低コストで素早く仮説検証を行っていきます。

画像5



■事業化を支えるためのネットワーク

プロジェクトが立ち上がり具体的に事業化する時は、SSDCネットワークが保有する大学・関連企業などの研究成果・知的財産などを最適に組合わせて、コラボレーションができるようコミュニティを形成しています。



■事業創造プログラムをベースに実現していくプロジェクト

事業創造デザインプログラムを軸に立ち上がるプロジェクトのご紹介です。

日本の夜明けプロジェクト
開港都市を中心として2021年7月より開始する「日本の夜明けプロジェクト」。地域課題に立脚したビジネスを創出し、起業家を育む環境を構築するためのプロジェクトです。はこだて未来大学理事長・学長の片桐恭弘先生にプロジェクト座長となっていただき、進めています。


次世代の学び&奨学金からの解放/自らバリアフリー車いす
SSDCが2020年10月以降、SSDC理事・アドバイザー・会員とで複数回にわたりサロン形式のワークショップを行ってきました。その中で浮かびあがってきたテーマについても、事業創造デザインプログラムのフレームワークを使い課題発掘~事業アイデアを磨いていきます。



■こんな役割があります

プログラムでは、以下のような役割の方を募集します。

受講生
課題解決や夢の実現のため、主体となってインタビューやビジネスアイデア立案などの活動を進める立場です。原則としてプログラムの各日程に参加いただきます。

インタビュー協力者
課題の当事者として、インタビューにご協力頂ける方です。受講生から原体験および課題をお伺いしたり、解決策についてのフィードバックをお願いします。プログラムへの常時参加は不要です。

有識者
課題および解決策について知見やネットワークを持ち、受講生の活動に助言を頂く方です。プログラムへの常時参加は不要です。

ファシリテーター
受講生チームによるプログラムの進行を助け、ゴールに近づくための支援を行っていただく方です。原則として、プログラム卒業生にご活躍頂いています。



■詳細資料はこちら

以上、簡単ではありますが事業創造デザインプログラムの内容をご紹介させていただきました。
興味を持っていただけた方は、下記に詳細資料をご用意していますのでご覧ください。



■参考:一般社団法人社会システムデザインセンター(SSDC)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?