あなたの好きなデザインを持ち寄ろう。2
第六回DESIGN友の会 勉強会(メモ) その2
勉強会その1からの続きです。参加者さんが「私の好きなデザイン」を持ち寄って開催しました。どんなものが集まったのか、その続きをちょっと覗いてみましょう。
今回は、クルマのデザインが並びます。
クルマのデザインは歴史とともに。ボルボV70
ボルボと言えば940のような角張ったデザインを思い起こす方も多いかもしれません。
その後、V70になってから流線型のデザインに進化しています。
クルマのボディデザインは、国内外問わず、その時代に合わせた進化をしています。そういう意味では、まるで生物の進化のようにも感じてしまいます。時代に合わせたデザインは、クルマがその時代を生き抜いていくための進化を表現するためのデザインなのかもしれません。
進化の過程では、それまでのデザインに懐古的になったりするのもまた「人」のサガ。ボルボに関しては直線的なデザインの時代が長かったかと思いますので、V70のように流線型に変化したとき、ファンの中では「受け入れられない…」という声は多かったようですね。とは言え、実は、ボルボ・アマゾンに見られるような、昔の時代にもこんなにも流線型なデザインの時代があったんですね。
クルマのデザインは歴史を辿っていくと本当に面白いです。
ボルボの公式ウェブサイトには歴代のモデルが掲載されています。
とてもよくできてる一覧で、クルマファンは見ているだけで楽しいです。私は比較的新しいV50も結構好きです。あなたの好きなボルボはどんなモデルですか。是非ボルボの歴代モデルを覗いてみてください。
リアのテールライトがくり貫かれた挑戦的な「リアライト」デザイン
みなさんはミニクラブマンをご存知ですか。
クラブマンと言えばリアハッチの観音開き。
この「R55 MINI CLUBMAN」というモデル、写真では解りづらいのですが、リアライトがリアハッチからくり貫かれて本体側に配置されています。つまりリアライトはハッチには設置されていないのだそう。こんなふうになっていたらリアライトが引っ掛かってハッチが開かなそうな気がするのですが…。ヒンジの部分はどうなっているんでしょう。不思議な構造になっています。と言うか、挑戦的過ぎて、整備現場では、その構造のための整備で泣いていたりしないのでしょうか(笑)。
ここまでこだわって設計しているのは、やっぱりこのクルマのデザインの最大の特長がこのリアハッチだからなんだと思います。このクルマの象徴であるリアハッチを十二分に表現したデザイン。設計された方の物凄いこだわりを感じます。
その3へ続く
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