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Jupyter Lab visual debugger (ビジュアルデバッガ)の始め方

はじめに

自分のようなプログラミング初心者にとって,記述したコードがどんな役割を果たすのかを理解するって大変なんです.しかしデバッグして変数の中身を確認できるようになると理解がしやすいですね.あー,こんな処理してるんだってのがわかり易いです.

pythonで機械学習や深層学習をやっていくとJupyter Labは必ず使用すると思います.pdbモジュールを使用してもデバッグできますが,慣れればいんですが最初は取っ付きにくかったです.
そこでいろいろ調べていると,最近visual debuggerなるものがリリースされたようなので使ってみました.

詳細は以下Jupyterのブログにお譲りするとして
https://blog.jupyter.org/a-visual-debugger-for-jupyter-914e61716559
とりあえず使ってみることにします.

必要なモジュール,エクステンションをインストール

フロントエンドのエクステンションをインストール

$ jupyter labextension install @jupyterlab/debugger

バックエンドのモジュールをインストール
xeus-pythonが何者かはしっかりと調べていないのであしからず…
Jupyter blogではcondaでのインストールを推奨していますが,私はpipでもインストールできました.

$ conda install xeus-python

以上でJupter labをbuildして実行するとブログで紹介されている画面になります.しかし,kernelをxpythonを選択しても動きません.
Jupyterを起動しているターミナルを確認するとどうも『ptvcd』なるライブラリがないとのこと.
ということで以下の通りインストール.

$ pip install ptvsd

すると無事動作しデバッグ可能となりました.

実際にデバッグしてみる

スクリーンショット 2020-04-24 21.51.41

セルの任意の行にブレークポイントを入れてRunすると画面右に情報が表示されます.上から変数,コールバック,ブレークポイントですね.
これはなかなか使いやすそうです.

さいごに

まだまだ機械学習や深層学習を初めて日が浅いですが,これで少しは捗りそうです.これって違うんじゃないってことがあれば教えていただけると幸いです.



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