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2019年の振り返り

 2019年を振り返らぬままに、2020年を迎えてしまいました。2020年の抱負を、と思い記事を書き始めましたが、先に2019年の振り返りをしてから、2020年の抱負を書きたいなと、ふと思い立ったので、記事を書き改めているところです。
 

2019年はどんな1年だった?

〇仕事
 1月~3月は、3年生の担任をしていました。とにかく悩みに悩んだ毎日で、同僚の先生方から温かい言葉をかけてもらいながら、子どもたちから学びながら、どうにか3月まで乗り切ったという印象です。
 青年海外協力隊に参加するにあたって、教師としての自分の技術を磨き、自信をつけるために3年間は現場経験を積もうという自分なりの計画でしたが、初任の時からの3年間を振り返ると、至らない所ばかりで、結局何も自分の経験として身についてないような気がしています。
 4月からは担任を持たず高学年の外国語を中心に、様々な学級に入らせてもらいました。担任を持たなかった分、時間に余裕ができ、授業準備をしっかりできたため、自分なりに子どもたちと楽しく授業ができた気がします。また、普段担任をしていると他の先生方の授業を見る機会なんてなかなかないのですが、朝の学習や帰りの会、掃除、給食時間など、授業以外の時間にも入らせてもらい、学ばせていただく良い機会となりました。
 その中で、やはり小学校という場所は、担任の果たす役割がとても大きいこと、その大変さをどのようにみんなで分配し、少しでも負担を減らしていくかというのは、学校全体の課題なのかな、という気がしました。ほかにも考えたことはたくさんありますが、ここに書くと書ききれないので、またいつか。

〇旅行
 学生時代にあんなに海外旅行に行っていたのに、それを忘れたかのように、就職して以来1度も海外に行っていなかったので、8月中旬から2週間、母と久しぶりの海外旅行に行きました。
 スウェーデン留学時代にひとりで行ったウィーンや、ブダペスト。ミュージカル「エリザベート」所縁の場所を巡って感動したと同時に、いつか母を連れてきたいなと思っていたので、今回一緒に行けてよかったです。
 ウィーンの王宮(シシィミュージアム)、皇帝フランツとシシィの婚約の地バートイシュルにある夏の別荘カイザーヴィラ、シシィが愛したブダペスト、サウンドオブミュージックの舞台ザルツブルク、大好きな画家ミュシャのステンドグラスがあるプラハなど、大好きなところをひたすら周って本当に楽しかったです。
 教会や王宮の建築様式、美術館の絵画、その街自体の歴史的背景など、知的好奇心が刺激されて、もっといろいろなことを知りたいなと思える旅でした。そして何よりも、母も満足してくれたようで良かったです。
 旅行記もいつか書けたらいいなと思います。

〇派遣前訓練 駒ケ根訓練所
 旅行から帰国した後は、あわただしく準備に追われ、あっという間に長野県駒ケ根市にあるJICAの駒ケ根訓練所(KTC)にて、70日間の派遣前訓練に入りました。最初は集団生活と語学勉強大丈夫かな、、、と思っていましたが、正直、本当に楽しかったです。
 スペイン語の勉強自体は大変でしたが、愉快な語学クラスメンバーと素敵な先生に恵まれて、楽しく勉強ができました。この国にきて、スペイン語クラスで教えてもらったことが、どれだけありがたかったか実感しています。それでも、スペイン語のレベルはまだまだでしゃべれていませんが。。。
 また、生活班のメンバーにも恵まれ、毎週末一緒に遊びに行ったり、飲みに行ったり、本当に楽しかった。帰国後は絶対に再会したいと思える素敵な仲間に出会えたと思います。
 普通に仕事をしていれば一生出会わなかったであろう、職業も年齢も様々な人たちと、ここで出会い、親しくなれたこと。私にとって、大切な宝物になりました。

〇 いよいよドミニカ共和国派遣
 訓練所から戻り、あわただしく荷物を詰めなおし、あっという間に出国の日を迎えました。こちらに着いてからは数日間、ホテルと連絡所で同期と生活しながら、昼間はJICAオフィスで研修を受けました。その後、すぐに各ホームステイ先へ。私のホームステイ先での生活は、「ドミニカ共和国 生活編」にて随時更新していこうと思います。

 1年を振り返ってみて、環境が目まぐるしく変わりながらも、充実した1年間になったと思います。ただし、2019年は周りの環境が自動的にどんどん変わる1年だった分、自分で考えて動く余地がなかったのも事実。そこを、どうやって変えていくかが2020年の課題かなと思います。
 長くなりすぎるので、2020年の抱負は次の記事へ。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

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