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【詩】世界にひとり

DNA配列
その配列に付随する蛋白質
きっと、同じ人は誰一人いない

さらには
食べるもの、暮らす環境
それらの積み重ねによって
身体を構成する分子 その配列、形
生息する微生物 その配分、数
同じ人は誰一人いない

そもそも
同じ時空間に存在するのはひとりだけ

考えるに
この世に同じ人は誰一人いない

あの人も あの子も あいつも
生きるすべての人がただ一種の存在で、世界に一人しか存在しない

そんな当たり前のことを、時々考える 

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