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<コストほぼ0円で>定期ウェビナーを開催までこじつけた経緯と方法|Google【スプレッドシート/フォーム/カレンダー/Meet】を用いて、ZOOMを使わずウェビナーを開催する

超非効率な状態

顧客一人一人に同じ内容を話すだけのWebミーティングを繰り返しやってたんですね。まぁ質問なんかも出ますから必ずしも無駄なわけではないのですが、複数回行うと人によってはそれだけで仕事が終わってしまうなんて日もあったそうです。

ましてや単価の高いサービスではないので、数をこなさなければならないので、この状態を継続することは永遠に人を増やし続けるか、ブラック化を進めるしかない状態でした。

1対1の研修は人によって内容も違えば、知識スキルも違うので伝えられる内容も違えば、対応力の違いも出てきます。短期的には問題は顕在化しませんが、顧客へ価値を伝えきれていない状態というのは長期的には非常にリスクなんですよね。

また、退職なんかも一定発生していたこともあり、人に依存する仕組みへのリスク危機感は高まり、なるべく俗人化しない仕組みという物への変化がもとめらていました。

ともすると、少なからず説明については1対Nでできるようにして効率化を図るというのが置かれた状況の中での最善策だったわけです。

ウェビナーって言ったらZOOMっしょ!

ウェビナーといえばZOOMっていうイメージをみなさんお持ちではないでしょうか。かくいう私もそのようなイメージを持っていました。

社内では既にZOOMのウェビナー機能を利用をしている部署もあり、借りればすんなりいくでしょうと鷹を括っていたのですが、実はそんな簡単な話ではありませんでした・・。

ZOOMの壁

1.他部署と同じ時間では開催できない

当然のことながら元々ZOOMの利用をしていた部署と被る時間では開催できないわけです。定期開催を目論んでいた我々としてはアカウントの使い回しという手段がこの時点で絶たれました。

2.結構高い

管理部署に相談したところ、「僕らも使いたかったけど、稟議が通らなかったんですよね・・」との話。実際に価格を見てみると、1アカウントで年間10万くらいするではないか・・。
パッと手を出すべきか悩む金額です。

3.スピーカー単位でアカウントが必要

今更気づいたのですが、アカウントの使い回しはコンプライアンス的に厳禁です・・。そもそも他部署のアカウントを使おうとしていたことは間違っていたわけです。
細かいルールは忘れてしまったのですが、おそらくスピーカーをするであろう人分のアカウントが必要になってしまいます。
業務の負荷を集中させない意味でも4-5人くらいで分散させられたらと考えていた我々としては「40-50万・・?」という恐ろしい現実を突きつけられました

4.時間帯ごとにURLが変わってしまう

(1,2年前の経験なのでもしかしたらアップデートがかかっているかもしれないのですが)
前職の時にzoomを用いて定期ウェビナーを実施していました。

その際、顧客の希望時間帯が割と2つの時間帯に分散していたこともあり、月曜日は10時 水曜日は13時
のように行うのがよかろうということになりました。
実際に実施しようとしてみると問題が発生。同じ時間帯であれば1つのウェビナーで繰り返し設定ができるのですが、今回のように違う時間帯も実施しようとすると、別のウェビナーを作らないといけなかったのです。

つまり、入り口となるURLが2つある状態になり、顧客にとってめっちゃわかりにくい状態になるんです・・。その時は無理やりそれでやりくりしてましたが、正直微妙ですよね。

5.カスタマイズが微妙

ウェビナー申込時の項目なんかも絶妙にわかりにくかったりして問い合わせが来たりするのですが、ほとんど修正ができないんですよね。メールとかもなんかアメリカンな文章でウザいのにそこは変えられなかったり。

6.申込者や参加者の取得がめんどい

もしかしたらAPI連携とかでスプシとかに飛ばすこともできたのですが、エンジニアと会話しましたが、当時はそれがうまくいかず。

とすると手動でExcelを落とすしかないんですが、アカウントを持っている人しか当然できないので、最新状態を把握するのも結構大変で。

手動で管理されているデータってなかなか使いにくいんですよね・・

じゃあどうする?

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