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物事が続かない人の特徴

 物事を継続できない人の多くは自分なりの人生観を確立できていない。僕なりの「継続」という概念に対して出した答えの一つ。もしあなたが、ものごとが続かないことに対して「だらしない」とか「意志が弱い」という心証を抱いているのならば、はっきり否定させていただく。そうではない。自分自身でどうしたいかがはっきりしていないのだ。

手段の目的化

 どうしたいがはっきりしていないとはどういうことか。具体例で言えば、「今日から毎日ランニングするぞ!」と意気込んだはいいが、結局、その活動を通じて何を実現したいのかがはっきり定まっていない状態のこと。Youtubeや書籍に感化され、「面白そうだからとりあえずやってみよう」と意気込むのがそれだ。「来年参加するマラソンを完走するため」というようななんのためにやるのかという最終目標が定まっていないのだ。続けることは何かを実現するための手段であるはずなのに、手段を目的にしてしまっているケースが多い。

お試しで始めたことは続かなくて当たり前

 本人が楽しさを感じない限り、目的もないお試し感覚のものごとを続けようとするのは無理な話だ。それを継続すること自体に意義を見出していなければ、続くわけがない。お試し感覚で始めたことはお試し程度で終わる。至極当然のことであって、それに対して「続かない」と悩むのはおかしな話なのだ。

僕の人生観

 個人的な話をすれば、実現したい人生観として「大病をせず、寝たきりにならずに死ぬ」というものがある。これまで入院や手術の経験はなく、自分がいざそのような場面に出くわすことを想像するだけでも身の毛がよだつ。その上、寝たきりになり自由に活動できないのであれば自分の中では「死」と同然なため、自分の中ではその状態に陥ってまで生きる意味はないと思っている。死ぬまで元気でいたいので、週2回のジム通いで体の衰えを抑止している。

人生観がはっきりすれば継続はむしろ楽しい

 自分の人生観が見つかれば、それを実現するために計画を立て、行動を継続することは、徐々に目標に近づく感覚を味わえ、むしろ楽しいものだ。前項で述べた死生観の他に、「収入を自動で作り出す資産の構築をしたい」などの人生観があり、実現のために行動している毎日に充実感を感じている。人生観を明確にできれば、「ものごとが続かない」などの小さな悩みに振り回されることは少なくなり、毎日の活動がやりたいことで溢れ、より充実したものになると思っている。引き続き人生観を明確にする作業を頑張っていきたい。

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