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答えはいつも自分の中に

 デジタルが日々目覚ましい発展を遂げ、知の共有が図られている。自己啓発関連書においては様々な人が本や動画でノウハウやコツを伝授している。一つの成功事例として紹介されているが、それをそのまま鵜呑みにしてはいけない。

 人は本や動画などの媒体に物事の答えを求め、必死になって正しい解を見つけにいく。そしてその答えを手に入れると物事がうまくいったように錯覚し、それ以上のアクションを取ろうとしない。もしくは書いてあったことに拍子抜けし、参考にしない。いずれかであろう。

 しかし、他者の成功事例を情報として得ただけではその人にとっての正解にはなり得ない。それを自分なりに咀嚼・解釈し、自分のものにすることで初めてその人の正解となる。また、咀嚼、解釈とは自分なりに仮説と検証を繰り返し、持論を持つことだ。

 これがなされて自分なりの軸が生まれ、判断に迷いのない真のあるその人らしい人生を歩むことができるのではないのだろうか。

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