明治安田生命の「じぶんの積立」はじめてみた
資産形成について考えると、「保険をどうするか」といった問題にあたると思います。
生命保険について以前調べたことがあったのですが、そういったものとは少し毛色の違う?商品があるようなので調べてみたいと思います。
「自分の積立」よさそうだったら契約しようかな・・・(契約しました!)
▽保険についての記事はこちら
貯蓄型保険「じぶんの積立」とは?【特徴】
「じぶんの積立」は、明治安田生命が提供する保険商品の一つで、無配当災害補償付積立保険のことです。
呪文のようなので、一つずつ理解していきたいと思います。
貯蓄型保険
貯蓄型保険は、保険の保障要素と貯蓄要素が組み合わされています。
保険料の一部が死亡保険金や満期保険金などの保険の保障要素として支払われる一方で、残りの部分は貯蓄や投資に充てられます。
また保険料が貯蓄や投資に利用されるため一定の利回りが期待でき、契約期間が終了した時点で一定の生存給付や満期給付が行われる場合があります。
貯蓄型保険では、契約者が保険料の支払い方法や頻度を選択することができます。
※補足:生死混合保険
「じぶんの積立」は死亡保険金や満期保険金が支払われることから、一般的には生死混合保険の一種と言えます。
生死混合保険は、生存した場合と死亡した場合の両方に対する保障を提供する保険です。
この商品では、一定の契約期間にわたって保険料を積み立て、死亡時には死亡保険金が支払われるほか、生存時には生存者保険金が支払われる場合もあります。
したがって、貯蓄型保険との主な違いは目的と支払いの方法です。
貯蓄型保険は将来の資金形成や貯蓄目標をサポートし、保険料の一部が貯蓄や投資に利用されます。
一方、生死混合保険は生存時と死亡時の両方に対する保障を提供し、死亡保険金や生存者保険金が支払われます。
無配当保険
無配当保険は、契約者に対して配当金を支払わない保険です。
通常、保険会社は運用利益や剰余金として配当を行いますが、無配当保険ではそのような配当が行われません。
一般的に配当金がない方が保険料は安くなる傾向にあります。
災害補償付き
災害補償付きの保険は、自然災害や事故による損害や被害に対して補償を提供します。
具体的な災害の範囲や補償内容は、保険会社や商品によって異なります。
災害補償付きの保険は、地震、津波、台風、火災、水害、傷害事故など、さまざまな災害に対応している場合があります。
「じぶんの積立」では上の画像にあるように、
「災害死亡給付金:不慮の事故の日から180日以内に死亡したときor所定の特定感染症により死亡したときに既払込保険料の1.1倍の額の保険金が支払われる」とされています。
※補足:補償内容について
補償内容は以下の通りです。
・死亡保障: 被保険者が死亡した場合に一定の死亡保険金が支払われる
・災害死亡給付金
・満期保険金: 契約期間終了時に満期保険金が支払われる
積立保険
「じぶんの積立」は積立保険の一種であり、一定期間にわたって定期的に保険料を支払い続けることで将来の保障や資金形成を目指す保険商品です。
積立保険は一部の保険料が貯蓄や投資に利用され、一定の利益や成長が期待できます。
同時に、死亡保険や生存保険などの保障要素も含まれています。
契約期間が終了すると、一定の保障や保険料の積み立てに応じた満期給付が行われる場合があります。
積立保険では保険料の支払い方法や頻度は契約者が選択でき、一括払いや月次・年次払いなどのオプションが存在します。
積立保険は将来の保障や資金形成を重視するため、教育資金の貯蓄、老後の資金準備、資産形成などの目的に適しているとされています。
【メリット】なぜツイッターで話題になったのか?
健康状態にかかわらず申し込み可能
生命保険料控除が使える
納税者が生命保険料、介護医療保険料および個人年金保険料を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを生命保険料控除といいます。
「じぶんの積立」は、確定申告時に生命保険料控除が使えます。
所得税の生命保険料控除は年間の支払保険料等が8万円を超えると、一律で4万円の控除が受けられます。
「じぶんの積立」は1口5000円で最大4口(20000円)まで保険料を設定できます。
10,000円で積み立てると年間で120,000円の保険料になるため、4万円の控除を受けることが出来ますが、多くの人は5000円で積み立てているようです。
理由は、節税効果を比較した場合に月5000円の方がコスパがいいからというようです。
確かに12万円支払った節税効果と6万円支払った節税効果が変わらないのであれば、月5,000円(年間6万円)の方がいいかもしれません。
解約しても元本割れなし
解約後3年間は再度じぶんの積立に加入できないようですが、解約返戻金が100%以上なので、デメリットがないです。
10年満期で3%の利回り
保険料払込期間は5年間で終了しますが、それ以降は10年まで保有すると3%上乗せされます。
ちなみに、災害死亡金支払いの場合は、払込額の1.1倍が支払われるようです。
デメリット
chatGPTに「じぶんの積立」のデメリットを軽く聞いたところ以下の点を挙げられました。
・保険料の支払い期間➜5年(長期ではない)
・解約返戻金➜100%以上
・運用リスク➜返戻率・受取率はいつでも100%以上
・契約内容➜シンプル!
筆者的には全く問題はなさそう(笑)
しかしネットで調べてみると、まだまだデメリットはありそうです。
・積立金額の増減額ができない
・クレジットカードで保険料の支払いができない
・他の貯蓄型生命保険と比べて運用益が少ない
・返金には解約が必要
・インターネットからの申し込みができない
・解約後3年間は契約できない
貯蓄型保険について賛否
筆者が以前、貯蓄型保険について否定的な記事を書きましたが、「じぶんの積立」は「利回りの良い積立貯金についでに保険がついている」くらいのイメージで契約するのはありだと感じました。
追記:
実際に保険員の方と契約時に話していても「貯金として…」「保険としてはかなりシンプルで多くの人はメインの目的にしていないと思う」と言っていました(笑)
実際の契約まで
調べてみたところ、メリットが多そうだったので実際に契約をしたいと思います。
デメリットのところでも紹介したように、対面での契約となるようでしたが、事前にチャットを利用できそうだったので利用してみました。
指示に従って入力していると、個人情報を入力する場面になりました。
入力後、担当者から連絡がくるようです。
(筆者は明治安田生命の別商品を契約しているのですが、その担当者さんがくるのかな?➜担当者さんがお話ししてくれました)
疑問:税金はどうなるの?
満期保険金でも「金融類似商品」にあたる場合は、20.315%の源泉分離課税となります。
満期保険金を一時金で受け取った場合は
満期保険金―払込保険料―特別控除(50万)
で、一時所得として計算します。
今回の場合は、
満期保険金 = 309,000円
払込保険料 = 300,000円
となるので、特別控除額を引くと所得が0になります。
(本来は、一時所得の金額をさらに1/2にした金額が、所得税・住民税の課税対象)
同じ年に他の一時所得が発生している場合は合算して計算する必要がありますが、自分の積立に限って言えば、課税対象になることはなさそうです。
▽明治安田生命ホームページより
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