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「別にネタバレしてもいいよ〜」と言われた場合の振る舞い方を考える

私「この漫画の〇〇ってキャラが最近好きなんですよね。」

相手「へぇ〜、読んだことないです。どんなキャラなんですか?」

私「うーん、話すとネタバレになっちゃいそうで…」

相手「別にいいですよ!ネタバレとか気にしないです。」

─というやりとりがあった時、皆さんなら相手の言葉通り「よっしゃネタバレ上等!キャラについて語ったろ!」となるだろうか。

正直、私は悩む。

このまま私がネタバレを含めて語ったとする。
そしてその後、何かのきっかけで相手がその作品に触れ、ハマったとする。
その場合「あっ、この先の展開ってアイツが話してたところじゃん!聞かなきゃ良かった〜」と思われるかもしれない。
それが怖いのだ。

一般的にネタバレというのは忌避される傾向にある。
そりゃそうだ。先の展開を楽しみにしているのに「この先はこうなりますよ〜」とか「このキャラはここで死にますよ〜」なんて言われたらガックリだろう。

実は私自身はネタバレされても気にしないタイプなのだが、
(あっここネタバレされたところだ!ここがそのシーンなのか!というように「あっここ進研ゼミでやったところだ!」的な気持ちになるだけ)
多くの人がネタバレを嫌うことは理解している。

というわけで、私がペラペラと喋ったことで、万一相手が作品にハマった場合にそれを楽しむ妨げになってしまったら申し訳ない……と思ってしまうわけだ。

なので脳内で高速熟考をした結果、

私「えっと、あの、ちょっと語ると長くなるんですがね、うーん、でもこれは漫画を直接読んでもらった方がわかりやすいかもしれないな〜、な、なんて、フフフヒッ」

みたいな返答を選択してしまった。
キモさが極まっているうえにそもそも答えになっていないが、相手への配慮という面では中々良い返し方なのでは………?

相手「なるほど、そうなんですね!ところでこの前の話なんですけど…」

なんということだろう。
淀みない話題転換…

つまり、「どんなキャラなの?」という質問は別に本気でそれを知りたがっているわけではなかった。
あくまで円滑なコミュニケーションを取るための手段として話題提供してくれた訳だ。

しかし私のようなコミュニケーション弱者はそれに気付けず、頭の中でああでもないこうでもないと悩み、結果的にキモキモな答えを導き出してしまった、という訳なのだ!!!!!!!

あーあ、コミュ障治してぇ〜〜〜(結論)

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