紫蘭の一日一本映画生活③ 【8/24~9/2】
こんにちは!紫蘭です!
私の夏が終わってしまったので、少しどころかかなり寂しいです!
それでもありがたいことに見たい映画は大量にあるので、今週も引き続き、一日一本映画を観ていこうと思います!
と思ったのですが、日付が飛んだり一日二本見たり、まあ好き勝手やってます(笑)
そんなこんなですが、8/24スタート分やっていきましょー!
今回もがっつりネタバレしてるので、ご注意くださいませ!
8月24日 『るろうに剣心』
監督:大友啓史
原作:和月伸宏「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」
公開年月日:2012年8月25日
※公式サイトが見つからなかったので、本作に関してはリンクなしです!
すみません~。
・先週に引き続き、大友啓史監督作品になります!新作を見に行くのが間に合わなかったので、配信が始まるのを待つばかりですー。
・紫蘭は大政奉還からの明治維新らへんの日本がわりと好きなので、ドンピシャ好きな時代でちょっとテンションが上がりました(笑)
・アヘン密造してる金持ちが良い感じに敵役で良かったです。金にものを言わせてる感じとか、実際の日本でも民主主義、資本主義に移行していく過程でああいう人がいたんだろうな、という不思議とリアリティのあるキャラでした。
・剣術を使えるキャラたちがメインだけあって、バトルシーンがすごかったです。剣心、強くてカッコよかったです。
8月26日① 『るろうに剣心 京都大火編』
監督:大友啓史
公開年月日:2014年8月1日/9月13日
・シリーズものはまとめて見ないと中身が怪しくなるので、連続で見ることにしました!
・序盤から結構グロめのシーンが続いて、焼かれるのは痛いなんてもんじゃないだろうなって思いながら見てました。正直あんなことされたら、いくら気性が荒いからと言っても政府を恨むのは当然だと思います。だからといって、赤の他人に危害を加えていいかは別ですが。
・SPECのときも思いましたが、神木隆之介(瀬田宗次郎役)さんって最強サイコパスキャラがめちゃくちゃ似合いますよね! あのイカレ具合がたまらんのです(笑)
・薫(武井咲)と剣心(佐藤健)が敵の攻撃から逃れるために、荒れた海に飛び込んで行方知れずになるところで、前編が終わってしまったので、今から続きも見ます!(笑)
8月26日② 『るろうに剣心 伝説の最期編』
・『京都大火編』と前後編になっているらしいので、本日二本目ですが、連続して見ました~!
・左之助のキャラクターが好きすぎて、きゅんってなりました(笑)
他のキャラクターたちが剣の腕を鍛えている中で、左之助だけが根性(と筋肉かな?)だけでボロボロになりながら戦ってるのがすごくいいなぁと思って見てました。バカだけど強いキャラいいですよね! まあ冷静に考えたら、あんな長くて重そうなもの振り回してる人は確実に絶対にやばい人ですけどね(笑)
・ラストシーンの剣心の台詞を受けて、新作はどうなったのかが気になって仕方ありません。早く配信されないかなぁ。
8月27日 『LA LA LAND』
監督:Damien Sayre Chazelle
脚本:Damien Sayre Chazelle
公開年月日:2017年2月24日
・ロサンゼルスを舞台に女優志望のミアと(ジャズ)ピアニストのセブの恋を描いた作品。ミュージカル調の作品だけあって、ストーリーの途中で音楽が挟まれることが多々あるのですが、違和感のあるところもチラホラ。でも歌もダンスも良いので、結局受け入れる自分が居ました(笑)
・古き良き時代のジャズを愛しているセブを知っていただけに、電子音やダンスミュージックを混ぜたような新しい音楽のバンドで演奏しているセブを困惑した様子で見ているミアの表情がすごく好きです。バンドが人気なようで当然嬉しいんだけど、でもちょっと裏切られたようなミアの心情が伝わってきて、女優さんってすごいなって思いました~。でも、個人的にはあのバンドの曲、結構好みです(笑)
・最後のパラレルワールドが何よりもしんどいです……。もしふたりが結ばれていたら、の世界線がどうにも生々しくて、でももうどうにもならないことも分かっていて、しんどいです。
・最後にミアとセブが見つめ合って、去っていくのがしんどいです。でもあの表情だけで、互いを理解し合っていて受け入れているのが分かって、納得はできました。いくら愛し合ってても、結ばれることが最適解じゃないこともあるんだなって思える映画でした。
8月28日 『万引き家族』
監督:是枝裕和
脚本:是枝裕和
公開年月日:2018年6月8日
・『海街diary』に続いて二個目の是枝監督作品です。
・“家族”とは何か、というのを改めて考えさせられる作品でした。誰一人血が繋がっていないけれど、一つ屋根の下で暮らしている六人は、“家族”だったのか否か。私自身、一体何を持って“家族”になるのか、一体どこからが“家族”という定義に含まれるのか、という問いに対して答えを見つけられていませんが、疑問を投げかけるという意味で、とても良い作品だったと思いました。
・万引きをするシーンから始まる本作ですが、万引きシーンの度にバレるのではないかとヒヤヒヤしながら見ていました。ああいう心臓がバクバクするシーン、苦手です(演出としては大好きなんですけど、心臓が持たないです……)。
・風俗店で働いている亜紀がりん(ゆり)に「私も名前二つあるんだ」というシーンが印象的でした。普段はマジックミラー越しに仕事をしている亜紀がりんを膝に乗せて鏡を一緒に見ているという対比がよかったです。
・ラストシーン、それぞれが再び異なる人生を歩み出した中で、じゅり(=ゆり=りん)だけが血のつながった家族の元に戻り、またひとりで団地の廊下で遊んでいるのを見て、なんとも言えない気持ちになりました。エンドロールを見ながら、作中で幼いりんが祥太を「お兄ちゃん!」と呼び、ふたりで遊んでいたのを思い出して、余計に胸が苦しくなりました。このラストは、“家族”であるかどうかは血では決まらないし、血で結びついた“家族”が幸せとも限らないという監督からのメッセージのように思います。
8月29日 『42~世界を変えた男~』
監督:Brian Helgeland
公開年月日:2013年11月1日
・実話を元にした映画。アフリカ系アメリカ人として初のメジャーリーガーになったジャッキー・ロビンソンの入団からナショナルリーグ優勝までを描いています。
・今でこそメジャーリーグで黒人選手が活躍するのは当たり前の光景になりましたが、白人選手だけしかいなかったメジャーリーグに黒人選手が如何にして参加できるようになったのかの歴史を知らなかったので、とても勉強になりました。
・相手チームの監督の暴言がまあ酷い。当時黒人差別が横行していたとはいえ、普通あんな風に人を罵れるんだろうか、というレベルの暴言が次々にジャッキーに浴びせられるのが見ていてやるせないような、なんとも言えない悲しい気持ちになりました。
・いつか全選手が42番を付けて試合を行う4月15日のメジャーリーグの試合を見に行きたいです。
9月2日 『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』
監督:Woody Allen
脚本:Woody Allen
公開年月日:2020年7月3日
・日付が飛びました。すみません。小説にかまけて(?)映画をサボってしまいました……。映画は面白かったです……。
・大学生のギャツビーとアシュレーがギャツビーの地元であるニューヨークに、有名な映画監督にインタビューをするために訪れるところから物語は始まります。アシュレーのジャーナリスト志望という設定がアメリカっぽいですよね~!
・雨のニューヨークで、ギャツビーはアシュレーと小旅行を楽しもうと計画していましたが、アシュレーは映画監督に気に入られ、ギャツビーそっちのけで映画監督たちと行動をともにします。ひとりになってしまったギャツビーは高校の同級生やら元カノの妹やらと会うのですが、みんなニューヨーカーらしい言葉回しで面白かったです。あそこまで刺々しい&毒々しい言葉選びと会話の応酬は、紫蘭には出来そうもありません(笑)
・タイトル通り、要所要所で雨が降っているのが良かったです。特に序盤で同級生たちと映画のロケをしている最中に降る雨やアシュレーが俳優の家から逃げ帰るときの雨が好きです。
今回はこれにて終わりになります!
来週以降は私用が詰まっているので、少しお休みして落ち着いた頃に再開しようと思います~。
またどこかでお会いできたら嬉しいです!
それでは~!
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