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聞くことを恥ずかしがらない

女性SR繁盛会の小永です。

出産育児一時金のお話です。

出産育児一時金は、かつて本人が病院に出産の費用を支払い、後から請求するという制度でした。

一時的に高額な費用負担が大きいことから、保険者(協会けんぽや健康保険組合)から病院へ出産費用を直接支払する制度が平成23年にスタートしました。

ところが最近は、病院でもクレジットカードが使えることから、直接支払制度を使わずに、一旦自分で全額支払って、産後に出産育児一時金を支払方法を選択する方もいるとか。大きな額なのでカード利用で得られるポイントも大きいですよね。

先日、産後に出産育児一時金の申請をしたいという相談がありました。
何年かぶりの手続きです。

申請書には、医師の証明か市町村長の証明の欄があり、書類を書いて協会けんぽに送るだけではなさそうです。

添付書類の確認も兼ねて協会けんぽに電話をしました。
「医師の証明は出産した病院ですよね?市町村長の証明ってどこでもらうのですか?」と聞くと「住民票の写し(原本)の添付でいいですよ」とのこと。
ちょうど健康保険の被扶養者の手続きのために、住民票を取ったので、それをそのまま、使うことにしました。

かつて私に社労士をすすめてくれた先生は

「社労士たるもの行政担当者に聞いてばかりいてはいけない。」

というタイプ。

とはいえ社労士の守備範囲は広い。加えて法改正がある。
年金事務所、協会けんぽ、ハローワーク、労働基準監督署・・すべてを網羅するなんて無理無理。

私たちの目的は、お客さまに満足するサービスを提供すること。

そのためには、たとえ行政の担当者に

「センセーあのねえ」と半ば呆れられた感じで、

説明を受けることがあっても、低姿勢で聞いてみることが大事。

知識や知恵は、薄い紙を重ねるように積み重なっていくんだ。

と日々フレッシュな発見をしています。


最後までお読みくださりありがとうございました。



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