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MyGO!!!!!単独ライブ「ちいさな一瞬」振り返り “現実”と“仮想”の繋がりについて

MyGO!!!!!、サイコーーーーー!!!!!

こんにちは、まつわいです。

MyGO感想文コンテストでこういう記事を書いていたものです。
MyGO!!!!!(以下MyGO)のアニメ面白かったですね、上記の感想文で分かる通り私は脳が焼かれ切ってしまいました。


気づいたら壱雫空のCDを購入しており、MyGOのライブ『小さな一瞬』に参加していました。プレミアムシートB5列という良席で、近くの熱気も凄まじかったです。

前半はライブまでの行き帰り。
後半はライブを経て思った事を書きます。


1.ライブまでの行き帰り

 1.1 到着まで

燈きゅん♡頑張って♡

ついにこの日が来たか…と身構える訳でも無く当日朝を迎えました。コインランドリーで洗濯をし、その間朝食を済ませました。朝飯は近所の松屋です。だから何?

この日に向けて気合いが入っていたのでZOZOTOWNでポチったスタジャンと緑の動きやすい半ズボンという燈みたいな服装で参戦しました。現地着くまではちょい恥ずかしかったです。

高松燈(?)参戦‼️


午前中には自宅を出て、会場に向かう前にある所に寄りました。

聖地の一つでもある千登世橋歩道橋

そう、燈の家の近くに寄りました。パワースポットに来た気分になりテンションが上がってきました。

千登世橋はアニメファンにとっての聖地です。

燈の自宅付近であり立希の送り迎えの終点であり祥子と出会った場所でもあります。

ファンだったら間違いなくパワーを貰えるでしょう。

全ての元凶。赤羽でギリ咲き誇る燈の大切な人。


アニメの様々な人間模様が描かれた場所です。


しかしこの時間ここには自分しかMyGOファンらしき人がいませんでした。

11月には丁度いいスタジャンかと思いましたが当日は25℃と冬間近にしては異様な暑さで、急遽夏用の吸汗インナーを買う羽目になりました。
ドンキになんとか売ってました。

今思えばライブの熱気が凄く季節関係無く買っておいて良かったと思いました。

この日は東京駅から国際展示場へ向かうバスに乗りました。相当混んでいて、道中人がいるバス停でも通過していました。

東京駅は迷ったらマジで詰むから迷子になるな


バンドリでもよく使う有明アリーナ(有明小中学校前)で大量に人が降りました。どうやら別のアーティストのライブがあった模様。

 1.2 到着後


物品

現地に到着。グッズを現地受け取りにしたところ1分もかからず買えました。現地で購入しようとしてる人達を他所目に見て優越感ハンパなかったです。

有明ガーデン内はMyGOの曲がかかっておりライブ前にボルテージを最高潮にするのに持ってこいでした。

その後連番者を待ち合わせて開演時が近くなったら会場に入りました。会場内はフラスタがとても多く中には中国や韓国のファンによる物もあり、アニメが海外にも受けてた事が伺えます。


愛音素世〜


ライブ後は、音楽の熱に酔いしれ余韻に浸りながら感想を言い合うなどしていました。

夕食のカルボラーナ ともりんのデカアクスタを添えて



 1.3 余談


最後に、混雑が嫌なオタクに向けて
今後有明ガーデン(有明アリーナ)までどう行けばいいかのバンドリのライブに3日間参戦してた私が個人的におすすめのルートを紹介します。

BRT 新橋〜有明テニスの森 です


有明テニスの森駅前に下ろされるので
有明アリーナも近いですね


新木場乗り換えの人は知らん

めっちゃ穴場です。行きも帰りもオタクにもみくちゃにされる事はほぼ無く、運が良ければ座れます。

自分は今まで門前仲町や東京駅から都バスで行っていたのですが、あれよりも乗車時間が短く信号も少ないので快適です。
片道220円とやや高めですがその分のサービスは保証します。


2.ライブを経て思った事

私は一曲一曲の演奏よりも会場全体の雰囲気に興味を持ったのでそこにフォーカスして感想を書きます。

『ちいさな一瞬』セトリ

引用元

セトリは大雑把に
1-7   4thまでのMyGO!!!!!

紗幕が無くなる

8-12アニメでのMyGO!!!!!

それ以降アンコール
という構図でした。

 2.1 見た当初の感想 「なんか凄かった」


ライブを見終わり呆然とした後思った事は

なんかスッゲーものを見た気がする。ライブを通り越して5人についての演劇を見ているように思えた。
という大雑把なものでした。

ライブ終わった後に言語の出力をするのが苦手なので、この位のワードしか出ないのはいつもの事です。

実際打ち上げ時も「やばい」「凄い」などの言葉を発していました。

その「なんかスッゲーもの」の部分が大事だと思い、あれは何だったのだろうと考えてました。
MyGOのアニメを見てから、そのような言語化しづらい感情に目を向けねばと考えるようになりました。

ライブについてここまで考えさせるなんて、燈ちゃんのせいだよ…


 2.2 会場の熱気

まず、日が少し経っても思い出すのは会場の熱気です。

プレシなだけあってMyGOの思い入れが強い人が多く、特に詩超絆が終わった時には連番者含め涙を流してる人を多数確認したのが印象的でした。

まるで11話の冒頭のオーディエンスを彷彿とさせる状況


詩超絆以外の曲でも、MyGOが演奏する音楽に圧倒されて周りが感動しているのが十分分かりました。

焚音打は8000人のオーディエンスとキャストの熱気が会場内で渦巻いているのを感じ、自分も感動のあまり涙が出ました。

〆の焚音打は気が狂うほど気持ちがええんじゃ



音楽に圧倒されるといえばRAISE A SUIREN(以下RAS)を思い浮かべる人もいるでしょう、ただMyGOはそれとは違います。

RASは技術と音楽が持つ力で場を支配する音楽を奏でています。
ボーカルが頭飛ばせと言ったら黙って頭飛ばしましょう

一方、MyGOはエモーショナルな音楽を奏で、歌詞や歌声が刺さった人やアニメにハマった人の内に抱えた物を爆破させ、圧倒させます。

というのが私の考えです。

 2.3 「現実」と「仮想」の同期


MyGOの歌が何故ここまで刺さるのか?という問いについてはここでは割愛させていただきます。

刺さった曲と当時の人生背景について語ると、ファンの数だけあるのでキリが無いです。

では次にMyGOのライブではどうして熱気が凄まじいのか?という事を説明します。

それはMyGO!!!!!が"現実(リアル)"と"仮想(キャラクター)"が同期するバンドだからです。
この発言について、今回のライブで意味が自分なりに解釈出来たので説明します。

MyGOが始まる時からずっと言われていたこの言葉の意味とは?

  2.3.1 現実(リアル)


まず情報を整理します。

こちらがMyGOの“現実(リアル)”です。

この5人はアイドルユニットではなく、MyGOの声優陣です。とってもお顔が良良よヨヨヨ…

彼女達は仕事として、MyGOのキャラの声を当てキャラになりきって楽器を弾きます。

ステージ上では楽器を上手く弾くだけでなく、MyGOのキャラとして振舞うことも求められ、表現者として熱意の求められる仕事をしています。

私は芸能の業界の事を知らないです。

けれど声優の皆さんが

キャラを“大好き”でいる事

・役としての振る舞いをを常に考えている事

・その為に多大な“熱意”を持って仕事をしている事

をライブは勿論、ラジオ、ネット雑誌の記事等で分かりました。

ただでさえ大きい熱量はステージに上がる事で我々を圧倒させます。

そして、現実を構成するのに欠かせない存在がいます。
それは私達オーディエンスです。

私達は普段学生、社会人、その他として振る舞っておりどこか生きづらさを抱えながら生きています。

それが何処から来てる物なのか、何が原因なのかは人それぞれです。

そんな数多の背景を抱えている人間の内、MyGOを知ってライブに行こうとしてる人間が当日には集まっていました。
・MyGOがアニメ前から好きな人
・MyGOのアニメ面白かったから来た人
・アニメがきっかけで音楽や世界観にハマった人

いずれもMyGOというコンテンツに自分の抱えていたものが反応し感動した人たちです。

  2.3.2 仮想(キャラクター)


続いて仮想(キャラクター)について説明していきます。
キャラクターは言わずもがなこの5人です。

この5人です。燈きゅん目開けて♡♡

仮想の世界で、この5人は日々迷いながらバンド活動を続けています。キャストが声を吹き込む事で動く事が出来ます。

 キャラ自体ははちいさな一瞬のライブで成長しないです。この5人はこれからの先がまだまだある、13話の人間関係でライブを行います。

でもそれがダメだという事は全く無いです。
むしろオーディエンスにアニメを見終えた人ばっかの人が多いから、未完成な人間の青春パンクロックがアニメを見て心揺さぶられた時を思い出すでしょう。

 ライブでは、アニメを見て心を動かされた世界中の人間が一つの場で知ってる曲で感動する。という経験をする事が出来ました。

私はアニメを通じて、碧天伴走という曲が好きになりました。

心のどこかで“必死にやる、頑張る”という事を諦めていた自分に、「お前は必死で頑張っている、まだやれそうか?」と背中を後押ししてくれた曲です。


アニメ12話でのライブ回でやった
迷星叫→迷路日々→碧天伴走をMC込みでライブでは再現してくれました。

迷子でもいい。迷子でも進め!
キャアーーーーーーーッ!(黄色い声) のシーンが好き過ぎる

碧天伴走も同じです。
私は羊宮妃那さんが「迷子でもいい。迷子でも進め!」と言った瞬間、この曲に対しての思いやそれまでの苦悩が込み上げてきて、感情を爆発させるよう叫び散らしました。

このように、様々な曲やアニメの演出に対する思いがライブの感動を引き起こしていったのです。

 2.4 「なんか凄かった」の正体


2章冒頭で言っていた「何か凄かった」物の正体ですが
”オーディエンスとキャストの想いが昇華した熱 “
“「現実」と「仮想」が同期した瞬間”
ではないかと考えました。

いわばオーディエンス、キャスト、キャラクターの三要素が生み出した最高の産物です。

オタクがMyGOに魅入られた理由は人それぞれバラバラでした。ライブ中に曲を聴いて思った事も人それぞれでしょう。

それでも、ラストにやった焚音打の歌詞にある
このパンクロックの中で同じ熱になれるいまがすべて” 
という言葉が示す通り
オーディエンス達のMyGOに対する思いがライブ会場で音楽を通して「同じ熱」となりました。


勿論キャストの人達、つまりキャラクターとして振る舞う人達のライブにかける思いも昇華されていきました。

この熱がライブ会場を席巻したのです。

MyGOのキャラに想いを寄せる人達の想いが、この会場と音楽の中で一つになったのです。

ライブ会場にいた人達の心が「同じ熱」となり
”現実(リアル)"と"仮想(キャラクター)“を繋ぐ架け橋となりました。


3.終わりに

 ライブ後は打ち上げに行ったオタクだけでなく周りのバンドリーマーも「同じ熱」に酔いしれたトランス状態に見えました。
おそらくあの会場にいた人全てがそう思っているでしょう。

 このような素晴らしいライブを作ってくれたキャスト陣、制作スタッフには頭が上がらないです。最高のライブをありがとうございました!!!!!

MyGO!!!!!に出会えて良かったーーーーーー!!!!!


次はZepp Hanedaで会いましょう。

いくつもの日々(ちいさな一瞬)を越えて
辿り着いた今(MyGO生活)がある
だからもう(迷う事に)迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと…

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