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「合同企業説明会に出席するのは誰?~人選を間違うと成果につながりません~」

社会保険労務士の山地です。

今回は合同企業説明会に出展する際に、案外見落としがちな「出席者」についてお話したいと思います。

先月初めに福祉職の合同企業説明会がありました。その直前に事務局に出展予定の事業所から問い合わせの電話がありました。以前から何度か出展されている事業所なのでご不明な点は何だろう?と思ったら、当日の出席者についてでした。

その事業所はいつも人事担当部署の方がおひとりで出席されていました。今回はその担当の方ではなく、施設長がおひとりで出席しようと思うがいいかというおたずねでした。

私は次のように応答しました。
「施設長おひとりでもいいのですが、できればどなたか現場の方を一緒に連れてきていただくほうがいいですよ」

「えっ? 現場の人間ですか?」

「はい。仕事の内容や職場の雰囲気など実際に働いている人の声が聴けると求職者の満足度が上がります。

「仕事の説明なら私でもできるのですが・・」

「もちろんそうだと思います。ポイントは雇用する側ではなく、求職者にとって先輩にあたる人のナマの声です。御社が求めている人物像に近い職員さんがいいです。新卒なのか、一般なのか? もし一般なら年齢は何歳くらいか? 男性か女性か?などで人選していただくのがよろしいかと思います。」

私がこうご説明したのにはもちろん理由があります。

合同企業説明会の会場を見渡すと出展ブースに座っている出席者のこともよくわかります。出席者で一番NGなのは、スーツにネクタイで身なりはきちんとされているのですが、いかにも偉い人感が漂っている人です。(^_^;)

それの何がいけないのかと思われるでしょうが、こういう人がブースにいらっしゃると参加者(求職者)がなかなか面談に来ません。

求職者の側からするとこの偉い人は自分の疑問・質問に答えてくれるのか?とある意味萎縮したり、敬遠されがちです。むしろ自分と同じくらいの年齢や性別の人のほうが親近感を感じ声をかけやすいのです。

もちろんその人が業界内でもちょっとした有名人であったり、カリスマ性のある人であれば問題ありません。

合同企業説明会は求職者との出会いの場です。自社にマッチした人材を獲得するためにはひとりでも多くの参加者と面談し、施設見学や応募につなげなければなりません。

出席者の人選も大事ですが、ブースでの態度にも注意が必要です。

上述の偉い人感が漂う人というのは大抵の場合、椅子にふんぞり返るように座っています。そんな様子を見ると、人選もさることながらそんな態度だから余計に人(参加者)が来ないんですよ、と言いたくなります。大きな姿見があれば、本人の姿を映して見せてあげたくなります。(苦笑)

そのほかにもパソコン、タブレット、スマホを持参される方も多いのですが、参加者が来なくて暇だからといって、操作するのは必要最低限にしましょう。暇つぶしで操作しているうちに画面に集中しすぎて、参加者が傍に来ているのに気づかないというのはいただけません。

参加者からすると忙しそうだし声をかけてはいけないのかも?と、躊躇してしまいます。会場内では常に見られていることを意識しましょう。

小さなことでも結果に大きな差をもたらすことに留意していただきたいと思います。(*^_^*)


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