社労士_犬の母◆「そもそも」を考えるのがスキ

年頃息子と頭の良い犬を「育て」「育てられ」ている社会保険労務士です。お客さんにも育てら…

社労士_犬の母◆「そもそも」を考えるのがスキ

年頃息子と頭の良い犬を「育て」「育てられ」ている社会保険労務士です。お客さんにも育てられています。 常識みたいなことも、なんでそうなんだっけ、、?と考え、自分なりに導き出して書き留めていこうと思います。

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2024年4月から変更される専門業務型裁量労働制の、真の影響

令和6年4月から、専門業務型裁量労働制を適用する本人に、適用してもよいかという同意を取り付けることが必要になりました。4月から適用を継続させるためにはその前に労使協定を書き換えて、本人の同意を取り、4月1日を迎えるというスケジュールになります。 この件を2023年夏ごろから企業に説明していますが、「みんなに同意を取ればいいんでしょ?」とか「労働者が同意しないはずはない」とおっしゃることがあります。 法令には枠組みしかありませんので、自社への影響について、表面を見るだけでは

    • そんなに焦ってジョブ型賃金=職務給にしたいですか

      政府は、新しい資本主義実現会議などで、『職務給の個々の企業の実態に合った導入』などといって、職務給を日本企業にすすめようとしています。  ※職務給の流れで『ジョブ型雇用』と言われることがあって、ジョブ型雇用では、もう、日本の労働市場自体が変わった姿のことを指すようなので、ここでは使いません。 職務給だったら、成果まではっきりしていて(一部の職務では、むしろ成果ではなく普通に仕事やっただけ、ということになりかねないですが)、わかりやすいと思います。そういう世界もアリ!ですね

      • そんなにテレワークテレワーク言われて

        コロナ禍でテレワーク、中小企業ではほとんどが在宅勤務になるわけですが、けっこう広がりました。 ですがそれは、コロナ禍という特殊な環境下であるためで、 多くの企業は「うちは在宅勤務でいける!!」と腹を括ったわけではないと思います。 しかしテレワークの期間が長くなるにつれて、「在宅勤務する権利」とか「在宅させないとは何事だ」などの論調が強くなり、中小企業の経営者とか、人事総務の方は、驚いていると思います。 「あれ、うちの会社いつの間に在宅ベースになったんだっけ…??」 そう

        • 就業規則を右脳で理解する

          企業の労務の相談を受けるときに、感じることがあります。 それは、就業規則は、文字で読むだけではなかなか全体像がつかめないということです。 あれとこれと繋がっている、あれがこうだとそこがこうなる、あれの条件はこれ、と読んでいくのが大変です。 人事総務の方でもそうですから、労働者の方はなおさらです。 そのため、図解して説明する、ということを始めつつあります。 noteはまだ使い勝手を練習中なので、慣れたらアップします。

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