納付金制度に基づく障害者雇用関係助成金の実績について💴

https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/000933593.pdf . 少し前の資料ですが、第117回「労働政策審議会 障害者雇用分科会」資料からです!

高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)の助成金は非常に使いにくいと言われていますが、これはなかなかスゴイですね💦

  • R3年度はH29年度は半分以下に激減。障害者介助等助成金、重度障害者等通勤対策助成金についても減少傾向

  • 支給件数は少なく、重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金は5年で1回!

  • 1件あたりの支給額が、厚生労働省の助成金と比較して低め

といった状態で、あまり活用されていない様子です。

そういうこともあって、障害者雇用分科会の意見書において、次のような意見が出ています。

調整金、報奨金の一定の場合の減額措置等による納付金制度の財政の安定的な運営の上に立って、障害者雇用の質を高める観点から、各事業主の個々の取組を支援できるように、事業主のニーズを踏まえる形で助成金を充実させることが適当である。

○ 具体的には、中高年齢者の障害者の雇用継続のため事業主が実施する取組に対する助成(第4の3)や、障害者雇用に関するコンサルティングを行う事業者等から相談支援を受けることで障害者雇用を促進する事業主に対する助成(第5の2)を行うことが適当である。

重度障害者等に対する職場や通勤等における支援(重度訪問介護サービス利用者等職場介助助成金、重度訪問介護サービス利用者等通勤援助助成金)について、引き続き、その実施状況を踏まえながら、より活用が図られるよう取組を進めることが適当である。

障害者雇用調整金、報奨金についての減額が、障がい者雇用に積極的な企業に対してマイナスの影響を与える訳にもいけませんし、より使いやすい制度にしてほしいところですね🤔


障がい福祉サービスの勉強会
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