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🟧「リハビリテーションマネジメントの基本的考え方並びに加算に関する事務処理手順例及び様式例の提示について」の一部改正について R6/4/1投稿

https://www.mhlw.go.jp/content/001240286.pdf


自立訓練のSIMなどの記載が追加されています。


3.自立訓練(機能訓練)及び自立訓練(生活訓練)における支援プログラムの公表及び利用者の生活機能の改善状況評価とその結果の公表について


(1) 趣旨

自立訓練(機能訓練)及び自立訓練(生活訓練)(宿泊型自立訓練を除く。以下単に「自立訓練」という。)においては、利用者の目的や障害種別が多岐に渡るため、自立訓練事業所におけるプログラムも幅広い種類となることから、一定期間内に障害者の自立した日常生活又は社会生活に向けた訓練が効果的に提供されるためには、課題に応じた支援プログラムの提供と客観的な指標に基づく効果測定が必要とされるところである。

これを踏まえ、リハビリテーション加算(Ⅰ)(頚髄損傷による四肢の麻痺その他これに類する状態にある障害者に対するものを除く。)及び個別計画訓練支援加算(Ⅰ)の算定に当たっては、事業所における支援プログラムの公表とともに、利用者の生活機能の改善状況等を評価し、その評価の結果を公表することを求めている。


(2) 支援プログラムの内容の公表について

自立訓練事業所において提供される支援については、個別支援計画に基づき、利用者の心身の状況等に応じて適切に行われるべきものであるが、その支援に当たっての具体的なプログラムは、提供するサービスの専門性に応じ、各事業所において異なることが通例である。

そのため、事業所が利用者に対して実施しているプログラムについての内容を公表することで、個々の障害者の障害種別や程度、解決すべき課題等を踏まえ、障害者が事業所を選択するに当たり、サービス提供内容を事前に把握しやすくすることなどを目的とするものである。

支援プログラム内容の公表について、特定の様式等は定めないものとするが、下記の項目は含めること。

・ 現在提供している支援プログラムの種類及び内容

・ 月間又は週間の提供スケジュール

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(3) 生活機能の改善状況評価とその公表内容について

ア. 生活機能の改善状況評価の採点方法

生活機能の改善状況評価に当たっては、社会生活の自立度評価指標(Social Independence Measure)(以下「SIM」という。)を活用した評価を行うこと。

なお、SIM による評価を実施している場合であっても、リハビリテーション加算におけるリハビリテーション実施計画書及び個別計画訓練支援加算における個別訓練実施計画に基づき実施すべきアセスメント・評価を省略してはならない。

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イ.生活機能の改善状況評価の公表内容について

生活機能の改善状況評価の公表については、当該事業所の利用者の利用開始時と終了(予定)時のSIMの各項目及び合計点の平均値の差について集計し、公表すること。また、集計と公表においては、利用者の同意を得て、かつ個人情報に十分留意した上であれば、当該通知で示した内容に更なる情報を追加しても差し支えない。

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