初孫のお食い初め(100日祝)ができるなんて

 今日は、初孫の100日祝いに息子宅に出向いた。暑さがとっくに和らいで、いい季節になっているどろうと思っていたが、なんと、10月というのに30度を超える日が続いている。これも温暖化のせいなのかと思いながら、初孫のお食い初めを行った。

 昨年の今頃は、ようやく職場に復帰し、なんとか定年退職までは生きていけるだろうなどと思っていた。息子の妻が妊娠したとこのことで、なかなか会うこともできずに、ひょっとしたら生まれ変わりになるんではなど、頭をかすめていた頃だった。

 息子夫婦の協力で、無事に出産、そしてあっという間に3月が過ぎ、この日を迎えることができた。実際は、もう110日目にあたる。おかげさまで、すくすくと育っている。もう、6kgは超えているだろとのこと。少子化の中、この子が大きくなった頃は、どんな世の中になっているだろうかと思いながら、楽しい時間を過ごした。

 でも、途中で、疲れが残っていたのか、赤ちゃんの横に寝ていたら、自分が寝込んでしまい。小一時間眠り込んでしまった。遠方からコロナ禍のなか、息子の嫁のお父さんやお母さんにおいでいただくこともできず、息子の自宅でこじんまりと催した。行事が終えて安心したのだろうか、赤ちゃんよりもぐっすり寝ていたようだ。

 お食い初めは、平安時代に遡る行事だそうだ。赤ちゃんにお餅を食べさせる「百日(ももか)」という行事が平安時代にすでにあり、これがお食い初めの始まりだそうな。献立も各地で違うそうで、堅苦しい行事というよりも、赤ちゃんが健やかに育つのを祈ることが大切だと思い、お食い初めの仕出しをとって、また、100日のお祝いケーキを用意して楽しんだ。

 がん治療で入院してから、人の運命や生命を考えることが多くなった。私も退院して復職してから1年。この子もママのお腹に宿ってから、新しい命がこの世に誕生し1年がすぎた。これからも末永く健康で人生を歩んでほしいものだ。まずは、この100日、健やかに過ごせたことに感謝し、お祝いができることをありがたく思えていることに喜びを感じる1日だった。 

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。