ステロイドを飲むのを忘れてたぁ~

 このところ5日間隔でステロイドを飲んできた。デカドロンという薬剤だが、できるだけ飲みたくないのはこれまでとも変わらない。退院直後は、3日に1回飲んでいた。レキサメタゾンを2錠で4mgだったと記憶している。3日目になると、発熱や倦怠感があり、ステロイドが切れてきたことが、はっきり分かるような状態だった。

 今日起きて、ステロイドを飲んでいないことに気づき、治療日誌を確認したら、なんと7日目になっていた。さっそく、朝食後にデカドロンを3錠服薬したが、ステロイドの量としては1.5mgと、当初に比較するとかなり少なくなっている。このごろは、ステロイドが切れてきて発熱することも、倦怠感を感じることはさほどなくなった。飲むこと自体を忘れてしまうのは初めてだ。それほど体調の波が少なくなったということだろう。

 どうやら、次回のダラザレックスの点滴で抗がん剤の点滴治療を終えそうだ。もちろん、血液検査の結果に大きな変化がなければだが・・・。ようやく、トンネルの先にかすかな光が見えてきたような気がする。とはいえ、多発性骨髄腫は悪性リンパ腫や白血病とは違い、完治しない病気とされている。トンネルを抜けることができても、一緒に歩んでゆくことしかできない。でも、一歩先へともに進んでいけていることを喜ぼう。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。