災害の梅雨がまたやってきた

 昨年は、入院中にすることがなくてテレビばかり見ていた。テレビで放映されるのはコロナ禍と災害の報道ばかり。救いは藤井聡太棋聖の大躍進。この光景は今年も変わらない。今年は、相変わらずのコロナ禍と熱海の土石流、MLBの大谷選手の大活躍だ。

 昨年は、九州、とりわけ人吉の球磨川の氾濫。今年は熱海、伊豆山の土石流。毎年、場所は変われど、水害による甚大な被害が繰り返されている。山間部の多い日本においては、避けられないことなのかもしれない。記憶にあるだけでも、広島市の山際の崩落、倉敷市の高梁川の合流域の氾濫。多摩川でも。九州は毎年のようにだ。日田市の山の崩落。杷木や甘木の土石流。佐賀市でも大量の流水。人吉や八代の球磨川流域の氾濫は記憶に新しい。まだまだ各地に災害により被災し、厳しい生活を強いられている人々がいるのは、容易に想像がつく。

 これらが、自然災害として片づけられない。人間の開発行為により、地球全体の温度が上昇し、気候が変動している。過去の記録に基づく判断はもはや通用しなくなっている。CO2排出規制ももはや遅れているともいえる。自分の身は自分で守らなければならない時代になった。地域のハザードマックをもう一度確認しよう。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。