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私の誤解答・弁理士試験(短答)

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弁理士短答試験問題集で私が誤解答を繰り返している問題を紹介。 勝手な私見と解説で、なんでそんなに簡単に間違ってしまうのか分析します。
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記事一覧

私の誤解答・特許法28(198)

設問枝(H28-1-1)~特許に係る物以外の物又はその物の包装に、特許表示を付した者は、過料に…

私の誤解答・特許法27(最大判S51.3.10「メリヤス編機事件」)

設問枝(H26-4-(ハ))~特許無効審判において、審判請求人甲が、当該特許について新規性欠如に…

私の誤解答・特許法26(164条の2)

設問枝(R3-19-1)~特許無効審判において、審決を予告するときは、審判長は、被請求人に対し…

私の誤解答・特許法25(162条)

設問枝(H28-19-3)~特許法36条の2第2項の外国語書面出願の出願人が、拒絶査定不服審判の…

私の誤解答・特許法24(156条)

設問枝(R1-10-(ニ))~特許無効審判において、審理の終結が当事者及び参加人に通知されること…

私の誤解答・特許法23(135条)

設問枝(R1-19-(ハ))~特許無効審判において、訂正の請求が容認されて削除されることになった…

私の誤解答・特許法22(134条の2)

設問枝(R3-19-2)~一群の請求項のすべての請求項について特許無効審判が請求され、それに対し、当該一群の請求項のうち一部の請求項について訂正の請求がなされた。その後、当該一群の請求項のうち一部の請求項について特許無効審判の請求が取り下げられた場合、当該一群の請求項のすべての請求項について訂正の請求が取り下げられたものとみなされる。 (私見)○/「一群の請求項」は「一群」なんだから、そのうちの一部の請求項についての審判請求が取り下げられたとしても、「一群」として取り扱われ

私の誤解答・特許法21(134条)

設問枝(H29-20-4)~審判長は、特許無効審判において、審判請求書の請求の理由の補正がその要…

私の誤解答・特許法20(133条)

設問枝(H26-21-(ハ))~特許権について専用実施権が設定されている場合において、当該専用実施…

私の誤解答・特許法19(129条)

設問枝(H29-19-5)~特許請求の範囲に記載された2以上の請求項に係る特許について、その一部…

私の誤解答・特許法18(120条の5,126条)

設問枝(R3-8-(ロ))~特許異議の申立てについての審理における訂正の請求に関し、誤記又は誤訳…

私の誤解答・特許法17(120条)

設問枝(H30-5-(ロ))~特許異議の申立てについての審理においては、特許権者、特許異議申立人…

私の誤解答・特許法16(115条)

設問枝(R1-5-2)~特許庁長官は、特許異議の申立てをする者により特許異議の申立書が提出され…

私の誤解答・特許法15(111条)

設問枝(R3-11-3)~請求項1及び請求項2からなる特許につき、請求項1の削除を目的とする訂正審判の請求がなされ、訂正すべき旨の審決が確定したとき、既納の特許料のうち、訂正すべき旨の審決が確定した年の翌年以後の各年分の特許料の一部は、納付した者の請求により返還する。 (私見)○/訂正審判で請求項のひとつが削除を認められたのだから、その分は請求すれば返還してもらえると考えるのが素直だ。 (解説)✕/特111条1項/請求項を削除する訂正をすべき旨の審決が確定した年の翌年以降