すすぎは最低10回?理系の哺乳瓶洗浄

2020年3月に長女を出産し、普段はこども抱っこスクワットによる産後ダイエットをしています。

今回は、哺乳瓶洗浄について「あ!」と思ったことを書いてみました。
1000字程度のさくっとした内容です。

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なんか見覚えのあるブラシ

それは産後の入院中。初産のため、ミルクの作り方や哺乳瓶の扱い方について教わったときのことです。
授乳後の空っぽになった哺乳瓶を前に、助産師さんから「この洗剤とこのブラシを使って洗ってね」と言われました。

こんな感じのブラシ。

あれ? これ、どこかで見たことがあるぞ。

あ!

試験管ブラシだ!!!!!


試験管ブラシ?

試験管ブラシとは、試験管を洗うためのブラシです。

試験管は、主に理科の実験で登場する、ガラス製の細長いアレです。
ほとんどの方が見たことあるはず。

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試験管!

そう。哺乳瓶は、試験管だったのです。
つまり哺乳瓶の洗い方も、試験管の洗い方と同じでOK!

試験管(哺乳瓶)の洗い方

私は大学時代、バイオ系の研究室に所属していました。主に遺伝子発現に関する研究をしていたので、今話題のPCRもよくかけていたし、試験管もよく使っていました。

そこで教わった試験管の洗い方が以下の通りです。

・洗剤と試験管ブラシで汚れを落とす。
・水道水で10回以上すすぎ、洗剤を完全に洗い流す。
・RO水(不純物を除去した水)で数回すすぎ、水道水に含まれる不純物を洗い流す。

用途によってすすぎ回数に違いはありましたが(私の実験では繊細な生き物を扱っていた関係で20回すすいでいました)、「水道水でのすすぎは最低10回」というベースラインは共通でした。

だったら哺乳瓶も10回すすげばいいんだ!

……これが正しいかどうかはともかく、私の場合は初めての子育てで、特に新生児期は小さく弱々しいわが子を前に不安でいっぱい。わからないことだらけ。
そんな中で哺乳瓶のすすぎ回数については、(試験管では)十分に洗剤を洗い流せると実験データまで出ている「最低10回」に従っておけば、とりあえず不安は拭える。
というわけで、それでいくことにしました。

今では娘も生後4ヶ月。もうそこまで神経質になる必要はないかなと思いつつ、今でも10回のすすぎを続けています。

おまけ:ラップで滅菌環境

余談ですが、子育てに活きた研究室の教えがもう一つあります。

それは「ラップを敷けばそこは滅菌環境」というもの。
余計なものが混入しないように、使い捨ての薄いゴム手袋をつけ、実験台にラップを敷いて、その上でいろいろな実験をしていました。

「哺乳瓶は試験管だった」という気付きを得たおかげで、こちらも同様に、キッチンの一角に毎回ラップを敷き、その上で哺乳瓶などを扱っています。消毒液から取り出した哺乳瓶や乳首を一旦置くとか、そんな感じです。

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ラップの上は清潔!

以上です。

他にも同じようなことを思った方がいるんじゃないかな~と思いましたが、せっかくなので書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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